役員会を終え、記者会見する中道改革連合の野田佳彦(左)、斉藤鉄夫両共同代表=9日午後、東京・永田町の同党本部 衆院選の惨敗を受け、中道改革連合の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表は9日の党役員会で辞任を表明した。新代表は13日にも選出する方向で、議員総会を11日に開き、代表選日程などを協議する。ただ、議席を3分の1以下に減らす結果に、党内は不満が充満。与野党が「一強多弱」の構図に逆戻りする中、火種を抱えて求心力を取り戻せるか、早くも岐路を迎えている。
党本部での役員会後、野田、斉藤両氏はそろって記者会見に臨んだ。野田氏は「中堅、若手もいる。新しい体制づくりを早くしたい」と説明。18日召集で調整中の特別国会前に、新執行部の発足を目指す考えを示した。
衆院選で、中道は49議席にとどまった。旧民主党政権で中核を担った小沢一郎、岡田克也、枝野幸男、安住淳各氏らベテランが相次ぎ落選。幹部の顔触れも様変わりしそうだ。
中道は現在、立憲民主党と公明党の出身者が共同で主要ポストに就いているが、新執行部はこの方式を採らない方針。立民代表の経験があり、小選挙区で当選した泉健太氏は9日、京都市内で記者団に「論戦のリーダーになる決意を持っている」と述べ、新代表に意欲を示した。立民幹事長を務め、同じく小選挙区で勝利した小川淳也氏を推す声もある。

中道改革連合の役員会に臨む安住淳共同幹事長(左)。右は野田佳彦共同代表=9日午後、東京・永田町の同党本部