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<WBC:台湾0−13日本>◇1次ラウンドC組◇6日◇東京ドーム
侍ジャパンの“天下無双打線”が止まらない。WBC初戦の台湾戦(東京ドーム)で2回に打線が爆発。大谷翔平投手(31)の先制グランドスラムから始まり、吉田正尚外野手(32)源田壮亮内野手(33)若月健矢捕手(30)らが適時打を放って、打者15人7安打で大会新記録の1イニング10得点。井端弘和監督(50)が大谷を1番に据えた最強打線が、世界一連覇へ向けて快調に滑り出した。
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侍ジャパンの“天下無双打線”が火を吹いた。打順を見れば、その破壊力は一目瞭然だ。1番大谷の存在感は言わずもがな。NPB最強打者の近藤が2番に座り、さらにMLB組の鈴木、吉田、岡本、村上と続く豪華な陣容。侍の軍勢とも言える打線が、初戦から圧倒的な火力を見せつけた。
2回先頭、村上が四球を選んで先陣を切ると、牧が詰まりながらの左前打でつなぐ。源田の死球で満塁として、1死後に大谷が先制グランドスラム。近藤が試合前会見で「初戦の先制点。そこは一番重要かなと思う」と話していた点を一気にぶんどった。
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この4点で終わらないのが今の日本だ。2死から鈴木が四球で出塁すると、吉田が右中間への適時二塁打で追加点。さらに2死一、三塁から村上が適時内野安打を放つと、さらに牧の四球を挟んで源田、若月、大谷が矢継ぎ早に3者連続適時打。この回一挙10得点と試合を制圧した。1イニング10得点は23年大会の米国代表と09年大会のキューバが記録した1イニング9得点を更新する大会新記録となった。
井端監督が思い描いた「1番大谷」を中心とした打線が機能した。試合前会見では大谷の打順を問われ「本番まで楽しみにしていてくださいと言ったと思うんですけど。聞きたいですか? 1時間後にしましょう」と笑顔でひらりとかわした。最後の強化試合となった3日阪神戦(京セラドーム大阪)で見せた打線のつながりを、WBC初戦でもそのまま体現した。
試合前、井端監督はナインへ「30人全員で戦おう。守るのも攻めるのも全員でやろう」と、日本の強みでもあるチームワークで戦っていくことを改めて強調した。指揮官の言葉通り、侍ジャパンは全員で攻め立てた。世界一連覇へ、天下無双打線の進軍が快調に始まった。【小早川宗一郎】
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