中村ゆりさん (C)ORICON NewS inc. 俳優の中村ゆりさんが9月1日、直腸がんのため亡くなった。44歳。所属事務所が14日に発表した。時代劇専門チャンネルは「新たな『鬼平犯科帳』をともにつくり、“おまさ”という人物に新たな命を吹き込んでくださった中村ゆりさんに、心より感謝申し上げます」と追悼した。
【動画】2023年6月『鬼平犯科帳』新キャストそろう…中村ゆりさんも 所属事務所は、中村さんががんと闘っていたと説明。一度は寛解したものの、「しかし昨年1月再びがんが見つかり、手術は成功したものの、術後に転移が見つかりました」とし、「今年8月、復帰に向け回復に努めていた中、再び腸閉塞を起こし、突然余命わずかと告知を受けました。彼女は落ち着き、美しく優しさにあふれた笑顔を絶やさず、ご家族や近しい方々と共に最後の時を大切に過ごすことができました」と伝えた。
1982年3月15日生まれ、大阪府寝屋川市出身。『ASAYAN』のオーディションを経て、デュオ「YURIMARI」のメンバーとして活動。その後、多数のドラマ・映画・舞台作品に出演した。
松本幸四郎主演の時代劇『鬼平犯科帳』シリーズでは、中村さんがおまさ役を好演。時代劇専門チャンネルは、公式サイトで訃報を伝え、「2024年1月からスタートした新たな『鬼平犯科帳』シリーズ。中村さんが演じた“おまさ”は、平蔵が若かりし頃に入り浸った『盗人酒屋』の娘であり、のちに平蔵を支える忠心厚き密偵となる、原作でも長く愛されてきた人物です。中村さんは、その繊細な表現と凛とした佇まいで、おまさの強さと優しさ、そして胸の内に秘めた想いを丁寧に演じ、新たな『鬼平犯科帳』に欠かすことのできない存在となってくださいました」と感謝。
劇場版『鬼平犯科帳 血闘』(2024年)では、ポルト国際映画祭ディレクターズウィーク・ベスト女優賞を受賞。また、2023年の映画『仕掛人・藤枝梅安』にも出演した。
「新たな『鬼平犯科帳』をともにつくり、“おまさ”という人物に新たな命を吹き込んでくださった中村ゆりさんに、心より感謝申し上げます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」としのんだ。
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