【3月23日(火) gooランキング 急上昇エンタメ 8位】
このご時勢、珍しい出来事ではないでしょうか。言わずと知れた不朽の名作ゲームが、またまた快挙です。1986年に初代『ドラゴンクエスト』が発売されて以来、シリーズに登場してきたキャラクターらによる、さまざまなスピンオフタイトルが発売されたり、発売前日から長蛇の列ができるといったような社会現象を巻き起こしたりするなど、何かとマスコミを騒がせてきた『ドラゴンクエストシリーズ』ですが、今回は廉価版(同商品の価格を下げた商品)販売による快挙です。
その商品というのが、去年7月に発売したニンテンドーDSソフト、シリーズ最新作となる『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』。このソフトの醍醐味といえば、ネット社会を反映するかのごとく、ニンテンドーDSの機能によって広がった新たな楽しみかたでしょう。たとえば、ニンテンドーDS本体の電源を入れた状態にしたまま持ち歩くことで、ほかの通信待機状態のニンテンドーDSと自動的に無線通信がおこなわれる「すれ違い通信」。また、新たなダンジョンを冒険したり、ほかのプレイヤーのキャラクターたちを自分のニンテンドーDS のなかに呼び込み一緒に冒険するといった、マルチプレイができたりすることも魅力的なようです。
ところで、本題に戻りますが今回、同作の廉価版(定価から3,000円ほど値下げ)が、廉価版としては異例のトップ5入りを果たしたというのです。廉価版が販売されると発表がされてからは、従来版のソフトを値下げする店舗も相次ぎ、従来版の売れ筋も伸び、大ヒットソフトが異例とも言える早さで廉価版を発売したという話題性が、現在の廉価版の売れ筋の売上もさらに伸ばすといった、ラッキーな相乗効果をもたらしたみたいですね。
シリーズ史上最高の出荷本数を達成した本作品の人気は、まだまだつづくと考えてよさそう、との見解がネット上では見られています。さすが、『ドラゴンクエスト』。快進撃はつづきそうです。(マツオマサトシ)
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