【4月5日(月) gooランキング 急上昇女性有名人 3位】
いまはなき『キャンパスナイトフジ』に出演した際、「広末涼子の顔真似でおなじみ」とテロップで紹介された。それに合わせて、カメラに向かって得意の広末顔をしてみせる。ネタはおなじみとはいえ、おかもとまりの芸歴はまだ浅い。ブログの名前は『平成生まれ、ものまね好きです』。若干20歳の女芸人が経験を積むのはこれからだ。ルックスのよさも手伝って注目された時期が早かった分、技を磨く時間はたっぷりある。
『とくダネ!』で取り上げられたときのマネージャーの話によると、芸人になる前のおかもとはアポなしでVTRを持ち込んだそうだ。当時の芸は「ま、学芸会レベルですよね」と酷評された。番組でもその貴重なVTRが流れたが、制服らしき衣装を着て披露した鳥居みゆきのものまねは、アマチュアとはいえおせじにもよかったとは言えない。それでも事務所までやってきたところを「根性があるなと思ったんですよ」と評価され、芸能界入りを果たしたという。その勢いが衰えず、現在に至っているようだ。
「森口博子をやるといいよ」。スタジオの小倉智昭はそうアドバイスした。たしかに顔や雰囲気からして、まねできそうな芸能人のひとりだ。いまは広末のまねをメインにするだけで十分だが、森口をマスターするとなおいい。元祖バラドルの代表曲『ETERNAL WIND』や『水の星へ愛をこめて』は、『機動戦士ガンダム』シリーズの主題歌。これらを歌えるようになれば言うことなし。より幅広い世代から支持される芸人になるだろう。いずれにせよ武器として持っていて損はない。あるいはすでにどこかでネタ見せしているかもしれないが。
「MCとかもできるように、腕は磨きたいです」と夢を語ったおかもと。3月30日付のブログ「☆質問回答(仕事編)☆」には、もっと具体的に「お昼の情報番組で、MC…アシスタントを(笑)」と書いている。どうやらアナウンサーもライバルらしい。ものまねメインの芸人からひな壇常連芸人、最終的にはテレビ番組のMC…と夢の実現までの道のりは長く険しい。まずははじまったばかりのラジオのレギュラー番組を大事にしたい。顔芸で勝負できないラジオは、成功を収めるために避けて通れない道だろうから。(人見顕範)
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