2001(平成13)年に発行された『20世紀放送史 年表』(日本放送協会編、日本放送出版協会)の「1993 平成5年」で「民間放送」の欄に「4.21 民放連,「放送広告の日」を「民放の日」と改める」とある。なお「1968 昭和43年」の同欄には「4.26 民放連,初の「放送広告の日」」とある。民放にとって広告収入は非常に重要だろうから、テレビ局の場合は確実に収入を得るために視聴率を軽視できない。ところが数字をとりたい一方で、体力は低下の一途をたどっているようだ。最近は多少減ってきたが、多くの特番は2時間で終わらない。4時間スペシャルくらいになると、オンタイムで最初から最後までつきあうのは大変だ。またジャンルを問わず過去の映像に頼った番組づくりが増えており、これでは若者のテレビ離れに拍車をかけるのではないだろうか。そうしたなか3月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』のスペシャルは知恵を絞ってきた。特番放送のため、レギュラー番組が休みになったビートたけしや所ジョージらをゲストに迎えたのだ。結果的に出てくるタレントがほとんど同じなので、大物同士のコラボとはいえスペシャルな感じが少々薄れてしまったのはいたしかたない。
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