5月3日は世界報道の自由の日

2005(平成17)年に改訂第7版が発行された『国際連合の基礎知識』(国際連合広報局著、八森充訳、世界の動き社)の「コミュニケーションと情報」に「ユネスコのイニシアチブによって、5月3日は世界報道の自由の日((中略))として記念されている」とある。政治家たちの不正を暴くため、あるいは世間に真実を伝えるために、報道の自由は守られてしかるべきだ。しかしたとえ自由だからといって、受け手をいたずらに混乱させてはならないだろう。たとえば昨年11月にGReeeeNの解散が一部で報じられた。報じた側にはおそらくなんらかの根拠があったのかもしれないが、結果的にメンバーたちによって即座に否定され、事実ではなかったということになった。いわゆる熱愛報道とは種類の違うスクープだけに、そのコメントを見るまでのファンの動揺は想像にかたくない。少なくともCHAGE and ASKAのときと同じように、無期限活動休止を覚悟したファンがいるかもしれない。