【5月13日(木) gooランキング 急上昇エンタメ 6位】
毎週、健康に関することを中心にためになる情報を提供してくれるテレビ番組です。以前はこの種の番組がほかにもゴールデンタイムにあったと思うのですが、いろいろあって淘汰(とうた)されたようです。『ためしてガッテン』は数少ない生き残りと言えるでしょう。5月12日の放送は、過去に放送した内容に関する視聴者からの問い合わせに答える「朗報!世紀の発見スペシャル」でした。糖尿病予防にいい運動方法や、冷凍グリンピースをおいしく食べる調理法などを教えてくれました。
『ためしてガッテン』の特徴的なところは、スタジオ収録部分ではないかと感じています。立川志の輔さんの仕切りでとてもなごやかに進んでいますが、かなり濃密なVTRに仕上がっている印象を受けます。ほぼ数秒単位で画面が切り替わっているのです。ながら視聴ではなく集中して観ていると、そのスイッチングの多さに驚きます。トークも間が短く、かなり詰められています。そのためスタジオ部分にはテロップがほとんど出ません。もしテロップを多用するならば、ある程度画面を固定しなければならないはずです。ディレクターさんは慣れているかもしれませんが、1回分を完成させる作業は大変ではないかと思われます。
本屋さんには番組の季刊誌がありました。そこで『NHKためしてガッテン』Vol.6春号を手にとってみますと、最近放送された内容をコンパクトにまとめたページが後半にありつつ、メインとしていままでに放送された内容をベースにした特集が組まれていました。今回は12日の放送でも話題になった糖尿病対策などが載っています。この雑誌は放送開始から蓄積された膨大な情報をもとにしながらつくられているようです。よほどの長寿番組でなければすぐにネタが切れてしまいますので、簡単にはまねできないでしょう。
雑誌の最後の方には本や映画を紹介するコーナーがあります。映画は『花のあと』が大きく取り上げられていました。ここは発行元の「主婦の生活社編集部発」となっています。じつはこの雑誌、同社による「「ためしてガッテン」と連動した生活実用誌」。目次にそのように書いてあります。
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常和勝
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