WHOが子どものナトリウム摂取量のガイドラインを発表

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2013年02月13日 10:10  MAMApicks

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米国内における高血圧患者の増加を背景に、子どものナトリウム摂取量についてのガイドラインが、WHO(世界保健機関)から初めて公表された。WHOは、2歳から15歳までの子どもを持つ親は、彼らの日々のナトリウム摂取量に気を配るべきだと述べている。

食習慣を原因とする生活習慣病は慢性的であり、長年の習慣がたたって発症する。そして子ども時代の血圧は、その後の血圧に大きく関係するので、子どものうちから血圧が上昇傾向にある場合、大人になってから高血圧症を患う可能性が非常に高くなるというのだ。

「食事で摂る塩分の量を徐々に減らしていけば、それまで食べていた料理が数週間のうちに塩辛く感じるようになるだろう」と米小児科病院の院長は述べている。まずは自分の子どもが毎日どれだけの塩分を摂取しているかチェックすることから始め、過剰な塩分に慣れてしまった舌の感覚を改善してあげると良いだろう、と結んでいる。

【参照記事】WHO Releases New Sodium Guidelines for Kids
http://www.parenting.com/blogs/show-and-tell/sasha-parentingcom/high-blood-pressure

【参考情報】塩分摂取の新ガイドライン(日本WHO協会)
http://www.japan-who.or.jp/event/2013/AUTO_UPDATE/1302-1.html
「1日の摂取量をナトリウム2000mg (又は塩5g) 以下という基準は、平均11gの塩を摂っている私たち日本人にとっては、大変厳しいものです。」という記述が。


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