女性も必見『メタルギア ライジング リベンジェンス』のストーリー・キャラ・ゲームで痺れろ!プレイインプレッションレポート

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2013年02月26日 12:10  オタラボ【OTALAB】

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オタラボ【OTALAB】

新しいボディの雷電『メタルギア ライジング リベンジェンス』場面写真 (C)Konami Digital Entertainment Developed by PlatinumGames Inc.
「メタルギア」シリーズ新境地となるアクションゲーム『METAL GEAR RISING REVENGEANCE(メタルギア ライジング リベンジェンス)』(2013年2月21日発売)。

本作は、「メタルギア」シリーズの世界観を踏襲しつつも新たなゲーム性のアクション作品となっている。刀を操る銀髪の美麗サイボーグ・雷電(主人公)をはじめとしたキャラクターたちの関係性、魅力的で奥深いストーリーと、軽快で華麗なアクションにより、旧来のシリーズファンから、初めて「メタルギア」シリーズをプレイする方まで、壮快な自由切断アクションを楽しむことができる。

今回は、“ストーリー重視の女性ゲームプレイヤー”という筆者の視点から、本作を最速プレイし、旧来のファンはもちろん、今作ではじめて「メタルギア」シリーズに触れる方にも楽しんでもらえるポイントに触れつつ、女性視点での楽しみ方にフィーチャーしてレポートをお送りしたいと思う。

筆者は2012年冬に配信された体験版をプレイし、その後発売前にプレス向けに行われたイベント「METAL GEAR RISING REVENGEANCE BOOT CAMP」にて製品版をプレイし、クリアさせてもらった。その中で、ネタバレにならない程度で、ゲーム性やストーリーの方向がなんとなく把握できるであろう部分を紹介したいと思う。

■基本アクションを覚える
ゲームが始まると、おなじみのVR(バーチャルリアリティ)訓練で、操作方法を学ぶことになる。はじめは主人公・雷電ができることに限りがあるため、複雑なことをいきなり覚える必要がないことに好感が持てる。

ここで3Dアクションによくある視点の癖を感じた。 左スティックで移動、右スティックでカメラ操作というオーソドックスな操作ではあるが、移動時も視点が、動いてしまい、思いもよらぬ方向を向いてしまうことがあるため、慣れるまで注意が必要だ。

ここで覚えることの一つで大事なものが“シノギ”というアクション。敵の攻撃に対して自らの攻撃を合わせ、ダメージを防ぐアクションである。序盤ははひたすら切断することでも何とかなるが、ボス戦では“シノギ”が特に重要となってくる。
これが、敵の攻撃がいままさに当たる瞬間のジャストタイミングでうまく決まると、自動的に反撃まで行われて、とても気持ちいいのだが、初心者やアクションが苦手な人にはテクニカルで難しいのである。そこででてくるのが「イージーアシスト」。難易度「EASY」を選択すると使える機能なのだが、この機能をオンにすると、とにかく攻撃をして、攻め続けるだけで、自動的に“シノギ”が発動するのだ。こちらの機能は任意でオン・オフを選べるため、苦手な人はぜひ使ってみてほしい。

さて、雷電の主力武器は、「高周波ブレード」という、いわゆる日本刀のかっこいいヤツ。これで敵のサイボーグを切断していくというアクションになるのだが、とにかく動きがかっこいいのだ。銀髪のちょっと渋みが混じったイケメン(しかもCV:堀内賢雄氏)が刀でバッサバッサと斬りまくる。まさしく"スタイリッシュ・アクション"である。また、画面上に表示されている木や車などのオブジェクト、飛んでくるミサイル、建造物、巨大ボスに至るまで"自由切断"できる。ちなみにかわいい猫をためしに切ろうとしてみると……かわいくヒラリと回避してくれるのでそこは安心だ。

■いよいよ本編スタート
VR訓練が終わると本編がスタートする。まずは「メタルギア」シリーズおなじみの、映画のような素晴らしいムービーで導入部分を盛り上げてくれる。雷電はサイボーグとして民間軍事警備会社(PMSCs)"マヴェリック・セキュリティ・コンサルティング"に所属、警備業務に就いていた。首相を警護すべく車に同乗していた雷電の姿が登場するのだが、スーツ姿がかっこいい……すでにここで惚れてしまう。口元にはうっすらとサイボーグ手術の痕が残り痛々しい様子も萌える。そんな雷電たちに、突如としてサイボーグたちの襲撃が。首相が目の前でさらわれてしまい、救出するべく向かうのである。

先ほどVR訓練で覚えたアクションを実践していく。そこで気づいたのは、体験版で感じていた、難しいな……という感覚が、本編をプレイしてかなりいいバランスに調整されていること。
最近は女性にも人気のあるアクションゲームが各メーカーで増えてきてはいるものの、筆者も含め、女性はアクションゲームが苦手な人も多いのではないだろうか。今回本編は「ノーマルモード」でクリアしたが、序盤ではとっつきやすさがあり、話が進むにつれ、歯ごたえと共に自分のテクニックが成長していくのを感じるという、なんとも気持ちいいプレイができた。

また、それでもテクニカルな操作は難しい、と感じる方でも、先ほど紹介した難易度「EASY」やその中で使える「イージーアシスト」を選べば"斬る"という気持ちよさを残しつつもより手軽に攻撃を繰り出すことができるだろう。

さて、首相を拉致した敵を追っていくと、初めての巨大ボスにぶちあたる。「メタルギア」シリーズではおなじみの、「メタルギアRAY」と戦うことになるのだ。巨大な上装甲が固く、一筋縄ではいかない。攻撃をしのぎつつダメージを与え、"斬撃モード"のチャンスを逃さず切断していく。斬撃モードでは、画面がスローモーションとなり、思い通りの斬り方で自由に対象を切断できるのだ。自分の斬った箇所が、リアルタイムでその通りに斬れていく。"斬る手応え"を最も実感する瞬間である。斬撃モードで硬い装甲を剥がし、内部にダメージを直接与えていくことを繰り返すとボスを倒すことができる。この間、斬ることの気持ちよさと、バックで流れるメタルロックなBGMが気分を高揚させてくれるのだ。また、ここぞというシーンではQTE(クイックタイムイベント)をはさむため、緊張感とがつっと倒す手応えを同時に楽しめる。メタルギアRAYを倒したときの雷電の姿は惚れ惚れとするのでこちらも必見だ。

なんとかメタルギアRAYを倒し、引き続き敵を追っていくと、無念にも首相を殺されてしまう。しかもなんとか追いついた雷電も、敵の用心棒・サムと戦うことになるが、その圧倒的な戦力差に敗れ、左目と左腕をも失ってしまうのだ。瀕死の中で運良く雷電の仲間が到着。サムとの戦いは一時中断、不敵な笑みを浮かべつつヘリでさっていくサムに、雷電はリベンジを誓うのだった。

サムとの戦いで、雷電の弱さ、葛藤の一端を見ることになるのだが、そんな雷電の人間臭さにまたぐっとくるのである。

立ちはだかる強敵、雷電の葛藤など、続きはこちら
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■作品概要
作品名:『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』(メタルギア ライジング リベンジェンス)
発売日:2013年2月21日(木)
メーカー希望小売価格:
 【パッケージ版】6,980円 (税込)
 【ダウンロード版】6,480円(税込)
対応機種:PlayStation3
ジャンル:アクション
発売日:2013年2月21日
レーティング:D (17才以上)
発売元:KONAMI
公式サイト:http://www.konami.jp/mgr

(C)Konami Digital Entertainment Developed by PlatinumGames Inc.

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