ジューンブライドということもあり、結婚式に招待される人も多いのではないでしょうか。昔ほど形式にとらわれることが少なくなった結婚式。貸しきりのゲストハウスやレストランウェディングと多様化がすすみ、カジュアルなスタイルも増えてきました。しかしその影響からなのか、家に帰って思わぬ出来事に遭遇する人もいるようです。――開けてびっくり、衝撃的な引き出物。ゲストへ感謝の意味をこめた贈り物のはずが、かえってびっくりさせてしまうケースもあるようです。
●トレーナー、ダンベル、ガスボンベも! 衝撃的だった引き出物エピソード発言小町『衝撃の引き出物(駄トピ)』によれば、投稿者のコン次郎さんが参列した友人の結婚式でもらった引き出物が、推定800円相当の品だったことから、「別に見返りを期待したわけではないけれど、あまりにも軽く見られていたのかと、お祝いの気持ちも一気に冷めました(笑)」とがっかりしてしまったのだそう。そこで衝撃的だったものや、思わず笑ってしまった引き出物エピソードを募っていました。
「白のトレーナー一枚でした。Lサイズ。おじいさんもおばあさんもみんな同じでした」(うさこさん)
「今迄で一番衝撃的な引き出物はガスボンベです」(こっこさん)
「従兄弟の結婚式の引き出物が…趣味で組んでいるバンドの、自主制作CDでした……。こんなの、笑い話や結婚式の失敗ネタ投稿でしか見た事無かったのに、まさか自分の親戚がやらかすとは!!」とハレルヤさん。あまりの衝撃に今まで誰にも言えなかったのだとか。
寄せられた投稿の中で目立った意見は、新郎新婦の写真をつかったオリジナルグッズでした。「ズバリ、新郎新婦の写真(ウェディング)がプリントされた大皿です。食べ物を入れたくないし、飾りたくもない…。」(人面パンダさん)のように、本人たちの画像がプリントされたグッズやフォトアルバムなどは意外にも不評のようです。
一方でこんなユニークなケースも。引き出物にダンベルを貰ったというりかさんによれば、「愉快な夫婦で『万人の気に入る引き出物なんてない!』を合言葉に持ち込み料まで払って選んだそうです」と、同じ引き出物でも、押入れで眠っているブランド物の食器より、ダンベルの方が話のネタとして大いに活躍しているのだとか。
●飛行機でNG、重たくて持てない……ありがたいけれど物理的に無理だったもの欲しいものが選べるカタログギフトの普及で、引き出物の重さは軽減される傾向にあるようですが、こだわりや風習などから品物を贈るケースも健在。しかし……。
「引き出物に50センチくらいの幸福の木…植木鉢。飛行機で出席している人は持ち帰り不能」(今回は匿名でさん)
飛行機で出席した人たちは、そのまま披露宴のテーブル下へ置いて会場を後にしたのだとか。
「私は友人の結婚式の引き出物が『台車』でした。そう、あの、鉄のフレームで車輪の付いた『台車』です」(空路さん)
驚きのあまりなぜ台車にしたのか理由を聞き忘れてしまったそうですが、持ち帰るまでに腱鞘炎になりそうなほどの重さだったのだそう。
ほかにもステーキハウスなどで目にするような鉄板と木製トレーの5組セットや、米3キロ、水2リットル×3本など、公共の交通機関を使って来場した人には大きな負担となってしまったようです。
●みんなごめん……当事者も反省「あのときは若かった…」かつての新郎新婦、贈った側からもコメントが寄せられていました。
「同級生のみなさんごめんなさい。22歳のうら若き乙女たちに<毛布の引き出物>持たせて帰して…。帰りの特急電車の中で恥ずかしかったよね…」(ごめんさん)
「自分の結婚式の引き出物もよく考えたらやばいかも…」と告白するつなでさん。地元では鯛の形をした大きなかまぼこを贈る風習があり、疑うことなく引き出物の一つとして渡したのだそう。しかし後から考えれば、その土地に馴染みのない人には迷惑だったのではないかと、何年経っても気になっているのだとか。若さや時代背景、風習などが重なったこと、また両家の親族の意見に従わざるを得ないなど、本人たちの意思とは異なる引き出物を添えなければならない事情もあるようです。
近頃ではゲストの負担を減らそうと、披露宴の料理やドリンクを豪華にして引き出物を簡素化することも多いようですが、いまいち浸透していないのが現状かも。寄せられた投稿の中には、引き出物が原因で疎遠になったケースもあるようですから、誤解を避けるためにも一言添えるのも手といえそうです。みなさんが今までで驚いた引き出物にはどんなものがありましたか?(幸)
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