指先の皮膚でストレス度合いを計測するガジェット「PIP」、スマホにつなげてリラックス促進ゲームも

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2013年06月21日 15:01  Techable

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ストレスが多い現代社会だが、実際にどの程度のストレスを感じているのかをセンサーで計測できるガジェット「PIP」が登場した。親指よりもひとまわり大きい水滴のような形をしたもので、親指と人差し指でPIPをつまむとセンサーが電気皮膚反応を計測してストレス度合いをチェックできるというものだ。計測したデータはスマートフォンなどの端末に送られ、ストレスの度合いを画面で確かめるだけでなく、用意されたゲームをするとリラックスを促してくれる。

電気皮膚反応とは、電流の流れやすさを示すコンダクタンス。つまり皮膚の“湿り気”を計測することで、どれだけ緊張した状態にあるかが分かるという。計測したデータはBluetoothを介してスマホやタブレットに送られ、そのストレス度合いに合わせたレベルのストレス緩和ゲームが用意される。ゲームとリラックスというと結びつかないかもしれないが、ゲームは空を飛んでリラックス度合いを競うものや、ユーザーがリラックスすればするほど画面の絵が冬から春に変化していくものとなっており、ただ楽しむだけでなく、リラックスすることを“学習”できるのだという。

アイルランド拠点のスタートアップ「Galvanic」が開発した。現在、プロジェクト支援サイト「Kickstarter」で10万ドルを目標に資金を募っている。今なら79ドルの資金提供で入手できるが、小売価格は99ドルになる見込み。調達した資金は、PIPの本格生産と自社アプリの開発に使われるという。また、Windows PhoneやBlackberry対応のプラットフォーム開発も視野に入れているようだ。

Galvanic

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