限定公開( 3 )
赤ちゃんがどうしても泣きやまなくて困ってしまうことはありませんか?
しっかりミルクはあげているし、オムツもキレイ。でも泣きやまない……。そんなとき、「赤ちゃんが自分の気持ちを伝えてくれたらいいのに」と思いませんか?
赤ちゃんがもし自分の気持ちを伝えてくれたら、ママもとても楽ですよね。そんなママたちの育児を少し楽にしてくれるもののひとつに、”ベビーサイン”があります。
そこで今回は、日本ベビーサイン協会認定講師である齋藤由美さんにベビーサインをすることでのメリットについてお話を伺ってみました。
■1:ママの育児ストレスが減る
|
|
ベビーサインで自分の気持ちを伝えられるようになった赤ちゃんは、伝わらないもどかしさで泣くということが少なくなります。
ただし、自分の思い通りにいかないときや、したくないことをしなければならないときは泣いて抵抗することもあります。ですが、ママが戸惑うことが少なくなり、余裕を持って対応できることが増えるそうです。
つまり、ベビーサインによって意思の疎通がスムーズになるので、赤ちゃんとママのストレスも減るのです。ベビーサインをしているうちに、夜泣きやぐずりの意外な原因をサインで教えてくれることもあるそう!
赤ちゃんが「どうして泣いているのか」は、聞いてみたいことNo.1なので、嬉しいですよね。
■2:家族の会話が増えて絆が深まる
|
|
パパは、ママほど赤ちゃんの気持ちをわかってあげられないかもしれません。
しかし、ベビーサインを取り入れることで、赤ちゃんが「お水が飲みたい」「お腹がすいた」「もっと遊んで」というようなことを伝えられるようになると、パパも赤ちゃんとコミュニケーションを取れるようになるんです!
これでパパも自信を持ってお世話をすることができますね! また、赤ちゃんのサインを中心に家族の会話も増えるので、家族の絆も強まりますよ!
■3:赤ちゃんが話し言葉に意欲的になる
コミュニケーションの楽しさをサインを使うことでいち早く味わった赤ちゃんは、話し言葉にも意欲的になります。
|
|
ベビーサインでお話できるということは、自分の気持ちを表現できるということ。齋藤さんは「ベビーサインで養われた表現力は、話し言葉に移行したあとも十二分に発揮される」と言います。
■4:赤ちゃんが聞く姿勢を身に付けられる
ベビーサインは必ずアイコンタクトを取りながら、お話をしていきます。
よって、お話が上手になるだけでなく、相手の目をしっかり見ながらお話を聞くという、”聞く姿勢”も自然と身に付くんです。この姿勢を子どもができると、親子のやりとりがしやすくなりますね。
■5:赤ちゃんの話し言葉にいい影響がある
中には、「ベビーサインをやることで話し言葉が遅れるのでは?」と心配になってしまうママもいるかもしれません。でも、大丈夫です!
ベビーサインをすることで話し言葉にいい影響があることは実証されています。この裏付けとして、言語能力を測るIQのスコアが良かったという研究結果が!
ちなみに日本ベビーサイン協会は、「英才教育ではないベビーサインの普及」を目的としている団体なのだそうです。このような情報があると、ますます安心して始められますね。
いかがでしたか?
ベビーサインをすることで、赤ちゃんが伝えたいことがわかるということ以外に、家族の絆を深めたり、話す、聞くなどのコミュニケーションの楽しさも身につくということがわかりました。ママだけでなく、パパにも教えることで、家族みんなで会話を楽しむことができますね!
【取材協力】
※ 齋藤由美 ・・・ 日本ベビーサイン協会認定講師。ままのて♪認定ふれあい遊びアドバイザー。絵本カフェマイスター。千葉県山武市、千葉市若葉区を中心にベビーサイン教室、子育てサロン『はっぴーふぁむ』を主宰。
この世界にひとりでも多く「自分のことが大好き!」と言える自己肯定感の高い子を増やしたいという想いのもと、コミュニケーションやスキンシップを通して親子の絆づくりや赤ちゃんの心を健康に育む為の活動を行なっている。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
<義実家から届く米がムリ!>食べる米は別々に!作戦立てるも夫にバレ…私が異常!?【第3話まんが】(写真:ママスタセレクト)1
デートに映画や食事は不要と言い切るアラサー女子が「ラブホだけでいい」と彼に提案したところ(写真:All About)9