ファイルメーカー、「FileMaker 13」シリーズの販売を開始

4

2013年12月04日 18:31  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

写真提供:マイナビニュース

ファイルメーカーは4日、データベースソフトウエアの新版「FileMaker 13」シリーズを発表、同日販売を開始した。価格は「FileMaker Pro 13」が38,000円、「FileMaker Pro 13 Advanced」が63,000円、「FileMaker Server 13」が99,000円(ボリュームライセンスのみ)となっている。


FileMaker 13は50を超える新機能を搭載している。代表的なものは以下の通り。


「FileMaker WebDirect」は、HTML5ブラウザベースの新しいテクノロジー。プログラミングのスキルが無くても、部課単位のワークグループで使うデスクトップスタイルのソリューションを作成してWebブラウザへの展開が行える。


また、スライドコントロール、ポップオーバー、ジェスチャーを使ったレコード間の移動など、iOS特有の操作性をサポートしたiPadやiPhone向けのソリューションを作成するためのツールを装備。iPadやiPhoneのレイアウトを一工程で作成可能なので、シングルクリックで内蔵カメラを使ったバーコードのスキャンをしたり、データの入力をスピードアップさせるカスタムキーボードを表示させたりするiOSソリューションが作成できる。


デザイン機能も改良され、カスタムテーマとスタイルの共有、データフィールドをデザインレイアウトにドラッグ&ドロップできる機能などがサポートされた。ソリューション開発技術者のための機能では、ビジネスロジックに従って画面上のオブジェクトを表示/非表示する機能や、Webアプリケーションとの簡単な統合などの機能拡張が追加されている。


FileMaker Pro 13 Advancedでは、AES 256ビット暗号化技術によるセキュリティ強化が図られている。iPad、iPhone、デスクトップからサーバーまで、どこにデータがあっても保護するという。FileMaker Server 13では、HTML5で再構築された管理画面(Admin Console)を使った、サーバー管理機能を装備している。


販売価格は前述の通りだが、年間利用契約のAVLA(アニュアル ボリューム ライセンス アグリーメント)の場合は、FileMaker Pro 13が11,400円、FileMaker Pro 13 Advancedが18,900円、FileMaker Server 13が33,000円で利用できる(年払いのみ、最低購入数制限あり)。


iPadおよびiPhone用のユニバーサルアプリ「FileMaker Go 13」も本日より提供を開始。iTunes App Storeより無料でダウンロードできる。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。



☆マイナビベアのミクシィ部屋で人気の記事公開中☆

このニュースに関するつぶやき

  • 会社公認のソフトウェアでは無いけど私は個人的にこちらのソフトが好きで使っています。 簡単なものならあまり工数も掛からず作れるので自分的には重宝しています。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングIT・インターネット

前日のランキングへ

ニュース設定