J1昇格逃した京都、大木武監督が退任…2年連続PO敗退
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2013年12月12日 00:10 サッカーキング
京都サンガF.C.は11日、大木武監督が今シーズン限りで退任すると発表した。
大木監督は、1961年生まれの52歳。2011年から京都の監督を務め、1年目はJ2で7位に終わったが、天皇杯で準優勝を果たした。就任2年目の2012年はJ2で3位となり、J1昇格プレーオフへ進んだものの、準決勝で大分トリニータに敗れた。今シーズンもリーグ戦を3位で終え、J1昇格プレーオフへ進出。決勝で徳島ヴォルティスに敗れ、J1昇格を逃した。
退任にあたり、大木監督は以下のようにコメントしている。
「この3年間、J1昇格という使命のもと、全力で戦ってきましたが、勝負の年と位置付けた今シーズンも結果を出すことが出来ませんでした。最後まで熱い応援を続けて下さったサポーターを始め、スポンサーの皆さま、また、その他にもクラブを支えて下さっている全ての方々に対し、深くお詫び申し上げます。また、それと同時に、この3年間の温かいご声援とご支援に対しましては、感謝の気持ちで一杯です。ただ、私自身は、自分の持てる力の全てを出し切ったと考えており、また、クラブも現場に対し全力でサポートしてくれました。クラブに対しましても、この場をお借りし、心より御礼申し上げます。サンガでは、多くの有望な若手選手を預からせて頂き、自分が彼らの成長をどこまで手助け出来たかはわかりませんが、来年以降も彼らはクラブの為に、成長し続けてくれると信じております。そして、彼らの成長のためにも、また、サンガが来年必ずJ1に昇格する為にも、自分自身はここが引き際であると考え、チームの将来を最優先として、クラブとも話し合いをさせて頂きました。その結果、来期は新たな指導者を迎えることが、クラブにとって最善の選択であるとの結論に至りました。最後に、サンガというクラブで指揮を執らせて頂き、京都の皆さまと共に戦った3年間を自らの誇りにしたいと考えております。サンガでの3年間に対しましては、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。そして、来季、サンガがJ1に昇格することを心より願っております」
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