インテル コーポレーションが、ウェアラブル・テクノロジーの提供に向けて新たな取り組みを発表した。米オープニングセレモニーのデザインをベースとしたスマート・ブレスレットなどのスマート・ファッションアイテムを開発するほか、米バーニーズ ニューヨークの店舗でウェアラブル端末を販売する予定。アメリカファッション協議会(CFDA)の協力も合わせて、ファッション業界とテクノロジー業界の交流を促す機会を創出していく。
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今回の取り組みを通じてインテル コーポレーションは、同社がもつテクノロジーとオープニングセレモニーのデザイン力、高級小売店としてのバーニーズ ニューヨークの実績、400人以上のデザイナーをメンバーに擁するCFDAの組織力を組み合わせてファッション業界の技術革新を促進させるという。オープニングセレモニーがデザインするスマート・ブレスレット含め、インテルのテクノロジーを搭載したウェアラブル・テクノロジーを高級小売店では初めてバーニーズ ニューヨークの店頭で展開予定。テクノロジー開発者とファッション・デザイナーのコミュニティー構築に向けてCFDAと協力し、ウェアラブル・テクノロジーに関するネットワークの形成、マッチメイク、アイディアの育成と共有などを行っていく。
最近では身に付けられるスマート端末としてウェアラブル・デバイスが次々と登場。国内上陸の報道が加熱している「Google Glass」のようなメガネ型をはじめ、スマートフォンと連動した指輪型や時計型、リストバンド型のほか、ソニーが米国で特許を出願したウィッグ型、マイクロソフトによって開発中だというブラジャー型など、市場の拡大が注目されている。
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