ニルヴァーナからセバドーまで共演したガールズバンド　「少年ナイフ」新アルバムを世界同時発売

　世界的に活躍するガールズ・バンド、少年ナイフが4月16日（水）に約2年ぶりとなるニュー・アルバム『Overdrive（嵐のオーバードライブ）』を日本・北米・欧州同時発売でリリースすることが決定した。日本盤はPヴァイン、北米盤はGood Charamel Records、欧州盤はdamnablyからリリースされる。

（参考：チャートが示す「ロックバンドの復権」　ホルモン筆頭に実力派が健闘した2013年）

　また、アルバムのリリースを受けてヨーロッパ・ツアーが決定。その後、日本、北米ツアーも予定されている。

　少年ナイフは、1981年に結成されたガールズ・バンドで、海外進出バンドの先駆け的存在。ニルヴァーナやソニック・ユース、レッド・クロスといった大御所バンドからもリスペクトされていることでも知られ、昨年はフランス・パリで行われたNIPPONのカワイイをローカライズするイベント「Tokyo Crazy Kawaii Paris」に出演するなど、日本のポップカルチャーを代表する存在としても受けとめられている。昨年末に90年代ローファイブームの中核を担ったバンド、セバドーとの対バンを果たしたことは、記憶に新しいところだ。国内でも精力的に活動を続けており、３月26日に発売されるブラッドサースティ・ブッチャーズのトリビュートアルバム『Yes, We Love butchers 〜Tribute to bloodthirsty butchers〜　Night Walking』では、「ファウスト」をカバーすることも決まっている。

　結成30年を越えて、今なお勢いを失わない少年ナイフ。久しぶりとなるアルバムの発売を楽しみに待ちたい。（リアルサウンド編集部）