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ハプスブルク家の繁栄を築いた女帝マリア・テレジアの大好物とは?

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2014年05月01日 07:31  BOOK STAND

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BOOK STAND


 かつてオーストリアを統治していたハプスブルク家。その歴代君主が離宮として用いていた首都ウィーンにあるシェーンブルン宮殿に、私たち一般人が宿泊できるようになるそうです。予約開始は4月30日で宿泊料金は1泊699ユーロから。日本円にして約10万円からと、決して安くはないですけど、正直、泊まってみたい......。

 さて、世界遺産にもなったシェーンブルン宮殿が完成したのは、女帝マリア・テレジア在位中のこと。彼女は一般的に「女帝」と呼ばれますが、実際に皇帝として皇位を継承していたのは同家に婿入りした夫のロートリンゲン公フランツ・シュテファン。
 政略結婚が当たり前だった当時、初恋を実らせ恋愛結婚した女帝とフランツは大変仲睦まじく、産まれた子供は男子5人、女子11人、合計16人! 結婚してからほとんどひっきりなしに妊娠・出産を繰り返していたことになります。ちなみに、フランス革命で断頭台の露と消えた、かの有名な王妃マリー・アントワネットも彼女の末娘です。

 皇后でありながら「女帝」と呼ばれるほど政治の舞台で活躍し、また出産・子育てにも奔走した彼女の生活を支えたのが、「オリオ・スープ」という料理でした。

 オリオ・スープとはどんな料理なのでしょう? 当時のレシピによれば、10キロの子牛肉をカットし、250グラムのバターで軽く焼き、30リットルの水で煮込み、さらに猪・兎等の野生動物の肉30種と、セロリ等の野菜15種を加えて煮込んだもの......だそうです。なにやら滋養強壮ドリンクのようなスープですね。なんと女帝はそのスープを、オヤツ代わりに1日に7、8回も飲んでいたそうです。ええ、飲み過ぎです。

 さて、今回紹介する『ハプスブルク家の食卓』は、女帝マリア・テレジアをはじめ、始祖ルドルフ1世から最後の皇帝カール1世まで、歴代ハプスブルク家の食卓の移り変わりをわかりやすく解説した一冊。読み進めるうちに、歴史の教科書でしか知らないハプスブルク家の人々が、少し身近に感じられるようになります。

「戦は他国にさせておけ、幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」というハプスブルク家の家訓通り、女帝マリア・テレジアは多くの子供を設け、その子女達は勢力拡大のための婚姻政策に大きく貢献しました。

「国母」として国民から敬慕された女帝は、肖像画で見る姿もまさに肝っ玉母さん!どっしりした容姿は、高カロリーなオリオ・スープを愛飲した結果なのかもしれませんね。




【参考】ウィーンの宮殿が宿泊可能に、1泊10万円から
http://mainichi.jp/feature/news/m20140327reu00m030007000c.html



『ハプスブルク家の食卓 (新人物文庫)』
著者:関田 淳子
出版社:新人物往来社
>>元の記事を見る



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  • ハプスブルグの末裔、ルートヴィヒが なぜ、晩年 あんな風に追い詰められたのか、興味があった。「オリオ・スープ」は、食欲のない時に食べてみたいな。
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