お笑いコンビ・サンドウィッチマンが営業で漫才をしている時に、前列にいた子供たちから石を投げつけられた体験をテレビ番組で明かした。「あそこはひどいですね」と彼らが訴えたその地域は、番組MCのダウンタウンの地元だった。浜田雅功は「ウソやろ!」と信じられない様子だったが、松本人志は冷静にコメントした。
6月18日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、プレゼンターとしてサンドウィッチマンが出演した。2人が“営業芸人”をテーマにしていたことから松本人志は「もう、長いこと営業は行ってないな」と懐かしそうにしていた。
浜田雅功も「競艇場で1回やったことがある」とその頃を思い出して、「後ろをボートがヴーンって走るところでネタをやらされた。誰も聞いてないで!?」と辛い体験を明かしている。
サンドウィッチマンの2人もこれまでに数々の営業をやってきたが、伊達みきおが「10年くらい前に尼崎でやったことがある」と語り始めたのだ。
ダウンタウンの地元である。
伊達が「あそこはひどいですね!」と真面目に言うので、浜田と松本も聞き入った。大勢の人が集まってくれたのは嬉しかったが前列に小学生の子供たちが並んでおり、みんなで石を拾ってサンドの2人に投げつけたという。
「ウソつくなや!」と浜田が笑いながら確認するが、富澤たけしも「ホントですよ。漫才中に石を拾って投げてくるんです」と証言。伊達と2人で立って石を拾って野球のスローインのように力強く投げる素振りをしてみせたので、「ウソやろ?」と浜田も呆れていた。
さらに「我々はそれをよけながら漫才をやったんです」と続けるサンドは、「親もいるのに止めない」と興奮気味に訴えた。浜田も返す言葉がなく「カカカッ」と笑うだけだったが、松本は「まあ、しょうがない。ちょっとまだ、戦後みたいなところがあるからね」と笑わせた。
サンドウィッチマンがM-1グランプリで優勝したのが2007年なので、当時はまだあまり知られていなかった。そんな仕打ちを受けた彼らも、今では人気芸人となり月曜『バイキング』(フジテレビ系)の“地引き網コーナー”も好評だ。ようやく営業時代の辛いエピソードも話せるようになったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)