40代女性の服装は「それなり」にしないと恥をかく

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2014年07月07日 07:42  BOOK STAND

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 先月末、刊行された人気イラストレーター・米澤よう子さんの新刊『大人のパリ流定番おしゃれ』。「大人の魅力を最大限に引き出すおしゃれ術」というテーマで、主に40代の大人の女性の魅力を存分に引き出してくれるような、パリの女性に倣ったコーディネートが米澤さんの素敵なイラストと文章によって紹介されています。
 
「思えば幼少時代、大人女性に大きな憧れを抱いていました。(中略)その憧れ像はまさに40代。中年だったのです」と、述べる米澤さん。その40代を米澤さんはパリで過ごし、パリジェンヌたちを日々敏感に観察し続けることでファッションを学んだと言います。

 しかし自分なりにパリジェンヌのようなおしゃれをしたいと思っても、その像は漠然としていて、どういう視点で服を選んだら良いのか、あるいは、どのようにいつものファッションを変えたらいいのかわからないものです。
 
 そんな疑問を解決すべく、本書では、白シャツやデニム、スニーカーといった決して特別ではないアイテムも、パリジェンヌ流に着こなせてしまうポイントがわかりやすく書かれています。さらに文章だけでなくイラストでも描かれているため、イメージもより掴みやすくなっています。
 
 同じ白いシャツでも、米澤さんのアドバイスに従って、アクセサリーやインナー、腕のまくり加減に気をつけるだけでも、丁度良い崩し具合で着こなすことが出来ます。今持っているアイテムの着こなしに一工夫加えるだけでも、ぐっとパリジェンヌに近づけるのです。

 また米澤さんは40代という年代について、「どこへ行っても大人とみなされ、それなりにしないと恥をかく年代」と言います。一見華やかなイメージを持ちがちなパリジェンヌのおしゃれですが、実際はブランド品にばかり身を包むのではなく、生活と共にあるおしゃれなのであり、ファッションを学ぶことは、ライフスタイルも含め、大人の女性はどうあるべきかを学ぶことでもあることが伝わります。

 パリジェンヌ流のおしゃれを取り入れてみることで、大人の女性だからこそ出来る、大人の女性だからこそ心がけなければならない、本当のおしゃれを実践してみませんか?



『大人のパリ流定番おしゃれ』
著者:米澤 よう子
出版社:宝島社
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このニュースに関するつぶやき

  • 年相応の服をオシャレに着こなしてる女性は本当にカッコイイ。洗練されている印象。
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