<小保方博士論文>早稲田大学が調査報告書「全文」をネットで公開

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2014年07月19日 20:51  弁護士ドットコム

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理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーの博士論文をめぐる疑惑について調査を進めていた早稲田大学は7月19日、調査委員会による「調査報告書」の全文をウェブサイトで公開した。調査報告書は、表紙と目次をのぞいて全79ページ。PDFファイルの形式で公開されている。


【関連記事:早稲田はコピペしても「博士号」が取れる?小保方さんが「学位取消」にあたらない理由】



報告書では、調査に至る経緯や調査方法の説明につづき、小保方リーダーの博士論文をめぐる疑惑を調査した結果について、詳細に記述している。小保方リーダーの博士論文については「不正の方法」があったとしつつも、それによって学位が授与されたわけではないと認定。「小保方氏に対し与えられた学位を取り消すことはできないと判断する」と結論づけている。 



この調査報告書は、小林英明弁護士を委員長とする同大学の調査委員会が7月17日に、鎌田薫総長に提出したもの。同日に開かれた記者会見では、その概要をまとめた文書が報道関係者に配布され、ウェブサイトでも公開されたが、調査報告書そのものは公開されていなかった。



公開が遅れたことについて、早稲田大学広報室は「個人情報等に配慮した修正作業および各委員の了解をいただくのに時間を要した」と説明している。



早稲田大学が公開した調査報告書の全文が掲載されているウェブサイトのURLは下記のとおり。



http://www.waseda.jp/jp/news14/140717_committee.html



(弁護士ドットコム トピックス)



このニュースに関するつぶやき

  • 不思議だよな。入学試験に不正があったが不合格にしたら行くところがなくなる。国家試験で不正があったが取り消しにしたら仕事がなくなる、こんなの認められるのか?。恥ずべき結論。
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