アートイベント『TRANS ARTS TOKYO 2014』、巨大気球作品やDOMMUNEの野外ライブも

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2014年09月10日 12:20  CINRA.NET

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『TRANS ARTS TOKYO 2014 ―神田リビングパーク―』メインビジュアル
アートイベント『TRANS ARTS TOKYO 2014 ―神田リビングパーク―』が、9月20日から東京・小川町の旧東京電機大学跡地、秋葉原の3331 Arts Chiyodaほか周辺会場で開催される。

都市の開発に伴って一時的に生まれた空間を活用し、ジャンルを横断した様々な企画を行う同イベント。3回目の開催となる今回は、人々が集まって対話をし、異なる価値観を交換できる場の創出を目指す。

メイン会場となる旧東京電機大学跡地では、2003年の『ヴェネチア・ビエンナーレ』でオーストラリア代表を務めたパトリシア・ピッチニーニによる直径30メートルを超える気球作品『Skywhale』の係留飛行を実施。オーストラリア国外で初めて展示される同作品は、見る者に都市の中心で「自然と文明の共生」を考えさせる作品となる。

また10月12日には、DOMMUNEがキュレーションする国内外のアーティストによる野外ライブ『DOMMUNE LIVE PREMIUM“KANDA INDUSTRIAL”!!!!!!!』を開催。同イベントではワイヤレスヘッドホンを使用したクワイエットディスコを展開し、ワイヤレスヘッドホンによる同時再生回数の世界記録に挑むという。なお、DOMMUNEは関連企画として、9月20日から3331 Arts Chiyodaで番組配信を行う『DOMMUNE University of the Arts -Tokyo Arts Circulation-』を開催。同番組には、会田誠、小谷元彦、杉本博司、ヤノベケンジ、横尾忠則らが登場する予定だ。

さらに、ビルに囲まれた都市の中心に宿泊する『アーバンキャンプ・トーキョーホテル』や、2001年の『横浜トリエンナーレ2001』で展示された椿昇と室井尚による巨大バルーン作品『インセクト・ワールド-飛蝗』の展示や、主催である東京藝術大学に関わる映像作家による展示、最後の手段によるVJイベントなども開催される。各プログラムの開催日や会場などの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。
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