【レポート】「東京ゲームショウ」『モンハン4G』をNew 3DSでプレイ! 噂のセルレギオスにソロで挑んでみた

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2014年09月20日 21:52  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

●新モンスターと対峙する独特の緊張感…要注意は刃鱗攻撃
いよいよ10月11日に発売が迫ったニンテンドー3DS用ゲーム『モンスターハンター4G』が、「東京ゲームショウ2014」のカプコンブースに出展されている。新作が出るたびに数百〜数千時間ほどプレイしているハンターたるもの、これを見逃すわけにはいくまい。ということで、試遊したレポートをお届けしよう。


今回、「東京ゲームショウ2014カプコンブース」に設置されているのは、モンハンと同日に発売となる『Newニンテンドー3DS LL』でプレイできる試遊台だ。「3Dブレ防止機能搭載」や「Cスティック」など、追加された新機能の使い勝手はいかがなものだろうか。そのあたりも含め、じっくりと遊んでみよう。


「東京ゲームショウ2014」向けに用意されているクエストは3種類、「ドスジャギィ討伐」「ダイミョウザザミ討伐」「セルレギオス討伐」だ。前者から順に難しくなっていき、本作のパッケージモンスターである「セルレギオス」はかなりの難敵だという。


……そういうことなら、もちろんセルレギオスを選ぶしかないだろう! ちなみにシングルプレイとマルチプレイの両方が体験できるが、今回はシングルプレイを試してみた。


ドキドキしながらクエストを選択し、武器は双剣をチョイス。なぜなら、今作では双剣に新アクションが追加されたと聞いたからだ。メインではない武器で、モーションもまだよくわからないパッケージモンスターに一人で挑む――自殺行為以外の何者でもないが、しかし筆者とて、これまで伊達にモンハンをプレイしてきたわけではない。必ず討伐してみせよう。


クエストがスタートすると、そこは夜の旧砂漠フィールド。どこかで見たような雰囲気ではあるのだが、前作から追加された高低差がいい感じに利いていて新鮮さがある。今回の試遊ではホットドリンクを飲む必要はないようだ。製品版でどうなるのかが気になるところである。


久しぶりの『モンハン』だったので、とりあえず近くの「ヤオザミ」を狩って、軽く練習する。ついでに新アクションも実践。コンボは、鬼人強化中に「鬼人連斬」(X+Aボタン)→「鬼人連斬フィニッシュ」(Xボタン)→「斬り上げ」(Xボタン)というものだ。おーなるほど、これは爽快!


気持ちが盛り上がったところで、いよいよ「セルレギオス」の待つエリアへと突入する。専用のムービーが流れて、「セルレギオス」のお目見えだ。いつもながら、この新モンスターと対峙する瞬間には独特の緊張感がある。これがモンハンに飽きない理由の一つかもしれない。


「セルレギオス」は一見すると「リオレウス」のような大きな翼を持った飛竜だが、よく見ると脚が異様に太く発達しており、ごつい鉤爪がついている。その姿自体はすでにあちこちで目にしていたが、こうしてゲーム内で向かい合うのは初めてだ。


「セルレギオス」の攻撃でメインとなるのは、どうやら低空飛行からの地上強襲のようだ。動きもわりと速めで独特のリズムがあり、慣れるまでは若干戦いづらい。ただし、前作の「リオレウス」のように低空でずっとホバーしているようないやらしさはないので、地上で戦うようにすればストレスは少なめだ。テンポをつかめば、気持ちよく戦えそうな良モンスターの予感がする。


それよりも要注意なのは、身を震わせて飛ばしてくる"刃鱗(じんりん)"攻撃。これを受けると、今作から登場した新たな状態異常"裂傷"状態に陥ってしまう。これは回避やダッシュなど、何か行動するだけで体力がみるみる減ってしまうというやっかいな状態だ。回復するためにはこんがり肉を食べるか、その場にしゃがんで一定時間じっとしているしかないというが、いかんせん今回はシングルプレイ。しゃがむにせよこんがり肉を食べるにせよ、その隙を突いて追い打ちが飛んでくるのだ。仕方ないので、回復薬を飲んでごまかしながら、エリアを切り替えて一息つくという作戦で対処することにした。またモンハン開発陣は、やらしい攻撃を追加してからにー!


●『Newニンテンドー3DS』の新機能「3Dブレ防止機能搭載」でかなり改善
ちなみに、開発陣も鬼ではない(?)のか、今回はアイテムボックスの中に「万能湯けむり玉」という見慣れないアイテムが。これを使うとあらゆる状態異常を治癒できる他、けむりに入れば他の仲間も効果を得られるのだ。ま、まぁ便利なアイテムが出てくるってことは、それだけG級の戦いの苛酷さが予想されるわけだけど……。


とりあえず死なないよう慎重に立ちまわっていたら、時間切れになってしまった。さすがは上級者向け……しかし、挑戦のしがいがあるクエストであった。


プレイしていて感心したのは、「3Dブレ防止機能搭載」だ。これは『Newニンテンドー3DS』の新機能で、内側のカメラがプレーヤーの顔を認識し、画面を斜めからのぞきこんでも3Dを維持してくれるというものである。従来の3DSでは画面をまっすぐ見ないと、すぐに3D表示が崩れてしまっていたが、今回はかなり見え方が改善したのではないだろうか。旧機種では3D表示を常にオフにしていた筆者だが、『Newニンテンドー3DS』であれば3Dを使っていきたいと思った。


もうひとつ、新たに採用された「Cスティック」だが、実際のプレイで使うことがほとんどなかった。というのも、前作で筆者は下画面に十字キーを配置して、右手の親指で視点を切り替えるスタイルが染み付いており、Cスティックのある位置に親指を持っていくことにまだ慣れていないのだ。


一応、意識して使ってみた感じでは、「スティック」というよりも「ボタン」といった方が感覚的に近い。レスポンスはなかなか良いのだが、物理的に"スティックを倒している"感覚はほとんどないのは個人的にちょっと寂しい。ただ、拡張スライドパッドを使ってプレイしていた人にとっては、Cスティックの位置はドンピシャなので使いやすいのではないかと思う。あと、こちらも「Newニンテンドー3DS」から搭載された「ZRボタン」と「ZLボタン」については、歳のせいで学習能力がついていかず、ほとんど活用できなかった……。これは本体を手に入れたら、リベンジしたいところ。


続いては中級クエスト「ダイミョウザザミ討伐」に挑んでみた。使うのは、メイン武器である片手剣。1回くらいはクリアしておきたいという気持ちから、つい甘えてしまった。「ダイミョウザザミ」は動きもそれほど早くなく、比較的倒しやすいモンスターなのでいけるだろうと踏んだのだが……。


やってみると、今までになかった新モーションが追加され、なかなか手ごわいモンスターとなっていた。特に前方へ水を噴射しながら、そのままカニ歩きで真横にスライドしてくる攻撃は、油断すると避けきれずに大ダメージを食らってしまう。ヒット&アウェイで慎重に戦い、今度こそ何とか勝利することができた。


うーん、慣れたはずのモンスターも新モーションの追加で、これだけ振り回されるなんて……。やはりモンハンのバランス設定は絶妙である。


さて、何とかクリアして気分がよくなったところで、最後にカプコンブース・モンハンエリアの紹介をしておこう。


ブース正面には「セルレギオス」の巨大フィギュアが設置されており、その脇には「セルレギオス」の武器防具一式も置かれている。また、ブースをぐるっと回ると、モンスターハンター10周年とコラボした様々なグッズも展示されている。


ギターメーカーESPが最高峰の素材で作り上げた「リオレウスギター」や、ドゥカティのバイク、さらにはバンプレストのキャディバッグとゴルフボールに、番台の超合金など、元ネタがゲームとは思えないほどバラエティに富んだラインナップだ。こちらもぜひ合わせてチェックしたい。


(C)CAPCOM CO., LTD. 2013, 2014 ALL RIGHTS RESERVED.


(山田井ユウキ)



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  • 俺の目は適応能力があるのか3Dブレを即座に自動修正してくれる
    • イイネ!0
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