社会現象にまでなったエヴァンゲリオン。中でも包帯姿で衝撃の登場を果たした綾波レイは、ファンの間でも断トツの人気を誇っています。今回はそんな彼女の魅力にせまってみたいと思います。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■とにかく可愛い顔と声!
彼女の魅力はなんといってもその外見でしょう。そう言ってしまうと身もふたもないかもしれませんが、可愛いんだから仕方ない。あの青いショートヘアに赤い瞳というコントラストは最高です!そしてほとんど無表情なので、幼いのか大人っぽいのかよくわからないところもまたいいですね。
また綾波レイの声は林原めぐみさんが担当しているのですが、もともと演技上手な声優さんだけあって、もうその魅力は倍増です!感情がないわけではなく感情を知らないだけ、という難しい役柄を見事に演じきってくれています。徐々に感情を知っていく時の声の変化・・・たまらないですね。
■その存在のすべてがミステリアス
綾波レイの正体は、今ではほとんどの人に知られていますが、アニメ開始当時は「この子の正体はなんなんだろう?」と、とにかく話題になったものです。赤い瞳をしているため、おそらく人間ではないのだろうとは推察されますが、ではなんなのか?と言われるとはっきりとはわからず、それが逆に綾波レイというキャラに引き込まれる要因となっていました。彼女は一体誰なんだ!?彼女のすべてを知りたい!と、なんだか謎の女に恋い焦がれる一人の男のような気持ちになっていたものです。
■儚げだけど芯の強い少女
綾波レイは全編を通してあまりしゃべることがありません。だからこそなんとなく儚い感じがして、その脆そうな感じにこっちはキュンキュンしてしまいます。
でも実は彼女、強いんです!血だらけ、包帯だらけになりながらもエヴァに乗るのをやめようとはしない。それが彼女にとっての唯一の存在価値なんだとしても、それでも強くなければできないことです。すぐにでも壊れてしまいそうな雰囲気を持ちつつ、しかしエヴァのパイロットとして毅然と戦うそのギャップにやられました。使徒との戦いで死んでしまった姿は(すぐに復活しますが)、涙なしでは見られませんでした。
■たまに見せる笑顔
まったく感情を知らなかった綾波レイは、徐々にシンジに心を開いて感情を表すようになってきます。そのたまに見せる笑顔、ごくまれに見せる赤らんだ顔、それにもうメロメロです。普段はまったく表情の変化を見せない彼女なだけに、その笑顔にファンはもうイチコロです。なんだかこっちまで幸せな気分になってしまうから不思議ですね。
テレビアニメの最終回ではなんだかやけにハイテンションな綾波レイが登場しましたが、やはり彼女はいつもの寡黙な彼女じゃないとなー、なんて思ってしまいました(個人的な感想です)。「たまに見せる笑顔」だからいいんです(個人的な感想です)!
エヴァンゲリオンは大ブームを引き起こしたとはいえ、だんだん過去の作品となってきてしまっています。しかし綾波レイはファンの間で色あせることはなく、これからもずっと永遠のヒロインとして語り継がれていくのでしょう。
綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)の画像や関連記事はこちら★記者:ぷよっち(キャラペディア公式ライター)
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