【アニメキャラの魅力】綺麗なお兄さん、でも中身は超熱血!「氷室辰也」『黒子のバスケ』

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2014年10月05日 11:10  キャラペディア

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(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
『黒子のバスケ』では、高校に進学したキセキの世代たちが、新たなチームメイトやパートナーと出会い成長していきますが、陽泉高校で紫原とダブルエースと呼ばれるようになるのが、アメリカからやって来た「氷室辰也」です。穏やかそうに見えて激しく、綺麗な笑顔の裏側で嫉妬に苦しんでいる、矛盾と葛藤を抱えた人間味あふれる男前です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■アメリカ帰りのハイレベルプレーヤー

 帰国子女として、キセキの世代紫原の所属する陽泉高校へ転入してきた氷室。陽泉では紫原とダブルエースとして活躍します。黒子の相棒である火神とは、アメリカで義兄弟の契りを交わした仲。同じ師匠からバスケを教えてもらい、ライバル関係にあります。WCで初めて日本の高校バスケ界に姿を現した氷室は、「キセキの世代と遜色がない」と絶賛され、紫原とともに快進撃を続けるのです。

 彼はとにかくプレイが美しい。ひとつひとつの動きのクオリティが限りなく高く、動作の繋ぎがなめらかで反応しづらく、そのフォームからシュートかフェイクかを見破るのは至難の技です。さらに誰にも止められない必殺技、ミラージュシュートを駆使して、黒子たちを追い詰めるのです。


■秀才としての葛藤と紫原との関係

 洗練された技術で陽泉のエースとなる氷室ですが、それは彼の長年の努力の結果でした。選ばれた存在の火神や紫原とは才能が違う・・・その事実を心の奥底では痛感しつつ、それでもバスケが好きだからと必死で練習を重ねてきた氷室。才能に恵まれた弟の火神を、そして陽泉では紫原を、羨望し嫉妬し続けてきたのです。

 その想いが爆発するのがWCの対誠凛戦。自分には決して手に入らないものを持っていながら全力を尽くそうとしない紫原に対して、泣きながら想いを吐き出しぶつけます。このシーンが・・・本当に切ないんです。叶わない願い、身近な人への嫉妬、誰もが1度は経験したことのあるような感情ですよね。

 この氷室の必死の叫びが、余裕ぶっていた紫原を初めて本気にさせます。2人の関係が変化した瞬間。ここからの試合展開は激熱です!普段は氷室が紫原のお兄ちゃん的ポジションですが、すぐ溜め込んでしまいそうな氷室の本音を、これからも紫原がふわっと受け止めてくれるのではないかと勝手に期待しています。


■綺麗な外見と激しい内面

 プレイが美しい氷室ですが、外見もとても美しいです。流れる黒髪、涼しげな目、泣きぼくろ、紳士的な振る舞い・・・。もうフェロモン垂れ流してるんじゃないかというくらい綺麗です。あの控えめな笑顔で話しかけられたら間違いなく「ドキっ」としてしまうと思います。

 そしてそんな素敵なルックスをしていながら、さすがアメリカ仕込みと言いますか、意外と喧嘩慣れしていて、実はキレたらすごく怖いと思います。頭はクールに、心はホットとは、氷室が火神に教えた極意ですが、なるほどこれを体現しているのが氷室辰也なんですね。

 ファンの間では、このルックスと行動のギャップを湛えて「エレガントヤンキー」なんて呼ばれたりしています。やはりギャップというのは女心をつかむのでしょうか。


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★記者:おのえ(キャラペディア公式ライター)

(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会

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  • エレガントヤンキーって言葉作った人マジすごいよwww
    • イイネ!1
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