【アニメキャラの魅力】存在感の薄さが武器!?内に秘めたバスケへの想いは誰にも負けない!「黒子テツヤ」の魅力『黒子のバスケ』

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2014年12月07日 11:00  キャラペディア

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(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
『黒子のバスケ』は、誠凜高校男子バスケットボール部を主軸に、バスケに青春を燃やす高校生達の熱い戦いを描いた作品です。帝光中学時代に無敗を誇り「キセキの世代」と呼ばれ恐れられた5人のプレイヤー。他を寄せ付けない圧倒的な強さで中学バスケ界に君臨していた帝光中には、実はもう一人幻のシックスメンと呼ばれる6人目のプレイヤーが存在していました。それこそが本作の主人公であり、今回紹介させていただく「黒子テツヤ」です。

 存在感の薄さを武器に、影としてチームの勝利に貢献する黒子。そして誠凜高校で黒子の光となる火神大我。この二人を中心に物語は展開していきます。目立つのはむしろチームメイトをはじめとした周りを固めるキャラクターたちの方。主人公(たぶん…)なのに主張しない、それなのになぜか心にグッとくる。ここではそんな黒子テツヤの魅力について語らせていただきます。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■少年漫画の主人公にはありえないキャラ設定

 これまでの少年漫画では、バトル漫画でも冒険系やスポーツ漫画でも、主人公の活躍する姿が一番光っていました。それなのに・・・存在感の薄さを武器にって・・・。

 普段はいることにも気づかれない主人公。試合中も目立たないことを利用した「ミスディレクション(視線誘導)」で作る、一瞬の隙でマークを外したり、パスを出したり。そんな主人公っていますか?って感じです。さすがに途中から存在感が出始め、効果がなくなって来たりもしますが、また他の人をあえて目立たせることによって自分の光を消しちゃうんです。これでも主人公?なんて思いだしたら、黒子にはまり出す一歩手前まで来ています。

■無表情だけど内に秘めた熱い心

 普段はぼーっとしていて無表情。感情表現もかなり控えめ。そんな黒子が時折見せるバスケに対しての情熱。これがグッとくるポイントなんです。名台詞はたくさんありますが、普段出さないからこそ、その強い思いに触れると、それが周りの気持ちを揺り動かし、パワーになるのです。

「可能性がゼロになるとすればそれは諦めた時です。どんなに無意味と思われても自分からゼロにするのだけは嫌なんです。だから諦めるのだけは絶対に嫌だ」

「ボクらの、先輩たちの、誠凜の夢の邪魔をするな!」

■仲間を思い、信じる心

 中学時代は身体能力の低さから監督に見捨てられ、退部を勧告されたこともある黒子。自分一人では何もできないという事実からスタートしている分、仲間への思いがとても強いのです。帝光中でキセキの世代が、その個々の強さがあだとなり、試合に勝っても心がバラバラなことに一人心を痛めていた黒子。誠凜高校でやっと得た貴重な仲間だから、どんな時でも仲間を信じ、そして仲間のために自分のできることを必死でやり続けるのです。

「バスケは一人でやるものじゃない。みんなで戦って勝ちたいしできると信じてます。」

「みんなの想いを背負ったエースは絶対に負けない。信じてますから、火神君を。」

■感動の決め台詞

 「僕は影だ」「影であることに誇りと自信を持ち、光を信じて託す。」この台詞こそ、黒子テツヤの真骨頂なのです。

■テツヤ2号との2ショット(おまけ)

 野良だったわんこを拾ってきて、部室で飼いはじめる黒子。これが黒子そっくりということで「テツヤ2号」と名付けられるのですが、黒子とテツヤ2号との2ショットがかわいすぎます!母性本能くすぐられます!

 ここでは主人公「黒子テツヤ」の魅力だけを語らせていただきましたが、彼のみならず、出てくるキャラクターの一人ひとりがきちんと物語を持っていて、心に響く名台詞を聞かせてくれる魅力的なメンバーばかりです。残念ながらジャンプでの連載は終わってしまいましたが、何度も見返したくなる、台詞を噛みしめたくなる、そんな作品です。


黒子テツヤ(黒子テツヤ)の画像や関連記事はこちら


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:yukiasa(キャラペディア公式ライター)

(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会

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  • 主人公でありながら存在感の薄さは一緒なのにどこで差がついたのか…アッカリーン*\(^o^)/*
    • イイネ!2
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