有吉や坂上忍に触発され毒舌キャラ化した「残念なおじさん」が大量発生中

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2014年10月09日 07:18  BOOK STAND

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『いちばんよくわかる「おじさん病」』サダマシック・コンサーレ 西東社
有吉弘行さんをはじめ、マツコ・デラックスさん、そして坂上忍さんなど、テレビの世界では歯に衣着せぬストレートな物言いをする「毒舌」キャラのタレントが引っ張りだこ。

 そんなことが影響しているのか、みなさんの周囲にも突然、毒舌キャラが増えたりしていないでしょうか?

 書籍『いちばんよくわかる「おじさん病」』の著者サダマシック・コンサーレさんは、昨今、急に毒舌化した人を「流行感染型エセ毒舌症候群」に感染しためんどくさい奴と規定。なかでもおじさん世代がこれに感染すると"重篤な状態"にまで一気に悪化する可能性があると指摘しています。

 同書によると、エセ毒舌症候群の患者の大きな特徴は4つ。
「毒を吐きたいがためだけに、あら探しをするようになる」
「言ってよいことと悪いことの判断ができていない」
「言われた人の気持ちを考えずフォローもできない」
「本物の毒舌家が『誰にどう思われようが関係ない』という姿勢に対して、彼らは相手を選んで毒を吐く小ずるさも持ち合わせている」

 また、そういった人たちは、下記のような行動を取りがちなのだとか。

■初対面でもお構いなし
 初対面でまだ相手のことをわかっていなくても、個性を発揮しようと毒舌を披露。当然、地雷を踏む恐れがあり、同席者はハラハラドキドキの状態に。

■イヤ〜な相乗効果
 ウケ狙いで毒舌を披露する彼らは、誰かが自分以上の毒舌でウケを取った時に、負けじとさらにその上をいく毒舌をかぶせます。そして、またそれに仕返しが始まり......その場は、暴言・悪口大会になることも。

■ストッパー不在で舌好調
 後輩や部下など、目下の人しかいない状況下では、ウケ狙いだけでなく、「俺はこんなことでも平気で言っちゃうぜ」というイキりも発動。

 こんなエセ毒舌おじさんたちに共通するのは、「毒舌の本質を理解していない」ということなのだとか。本来、毒舌には「愛」が必要不可欠ですが、この症候群にかかる人は、「流行っている」からやっているだけで、言わばモノマネに似たものがあるのだというのです。

 本物の毒舌家とは似て非なる"残念な毒舌おじさん"たち。できればそんな人とはかかわりたくないものですが、結構、増えているだけに困ったものです。



『いちばんよくわかる「おじさん病」』
著者:サダマシック・コンサーレ
出版社:西東社
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