(C)BNGI/PROJECT iM@S THE IDOLM@STERはバンダイナムコゲームスが稼働を開始したアーケードゲームです。このゲームは、2011年7月にアニメとして放送され、2014年1月には映画化するほどの人気を博しました。もともとアニメ化が困難である作品と言われていましたが、アイドル達の群像劇とし、これを脱することに成功。アニメは、ゲームの内容を踏襲しつつも、「全く別のもの」(登場人物はTHE IDOLM@STER2を踏襲)となっており、今回はその中のメインキャラクターの一人、「我那覇響(がなはひびき)」の魅力に迫ってみようと思います。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■「我那覇響」の特徴って??
楽天家であり自信家、そして歌よりもダンスが得意な元気っ娘。アニメでは八重歯が特徴的で動物が大好きなキャラクターとして描かれています。
長い黒髪のポニーテールに2本のアホ毛、「〜だぞ」という口癖に八重歯、小麦色の肌に浅葱色の瞳、耳が良く鼻が効き勘が鋭い。時折出る沖縄弁の「なんくるないさ〜」などなど、客観的に羅列しただけでもこれだけの特徴があります。
そんな野性的な彼女ですが、実はアウトドアスポーツよりもインドアスポーツのほうが得意だったりします。また、一人暮らしで家事全般も得意です。家事もできてスポーツも得意、もちろんルックスも抜群に可愛いですし、もう言うことありませんね!(アニメでは高槻やよいとの絡みが少ししかないのだけが残念。ゲームではあんなに絡んだのに)
■動物×「我那覇響」
アニメでは、彼女の家族関係の話などはさらっと流されており、動物たちとの関係がクローズアップされています。おそらく、響自身が飼っている動物たちを「家族」と表現していたので、比喩的に取り入れたのかもしれません。響の近くにはたいていハム蔵がくっついています(くそぅ、羨ましい)し、ほかにもいろいろな動物を飼っています。我那覇響と動物達の関係も彼女の魅力のひとつと言えるのではないでしょうか。
アイドルの仕事も、やはり彼女と動物を切り離すことはできないようです。仕事も動物関連や体力関連のものが多く、劇中では彼女が飼っている犬の「いぬ美」と共演する番組を任されたり、テレビ番組の「生っすか?!サンデー」では、唯一単独コーナの「響チャレンジ」を任されています。
■「なんくるないさ〜」に表れる自信と信頼
猫耳をつけて可愛がりたいくらいに猫っぽい響ですが、猫ほど奔放というわけではなく、きちんと地に足をつけて仕事をしている印象を受けます。奔放さで言うならば、ほかにもっと当てはまるキャラクターがいますしね。
彼女の考えは非常に現実的で的を射ている発言が多いのです。もともと勘のいい彼女ですが、決して勘だけに頼ることなくきちんと自分なりに考えて行動しています。そこには彼女なりの信念があり、それに則って行動しているのだと思うのです。彼女が楽天的でいられるのはきっと揺らぎない自信があるから。彼女が時折言葉に出す「なんくるないさ〜」は、自分に言えば自信の表れで、他人に言えば信頼の表れなのでしょう。
アニメは完結してしまいましたが(2期とかあったらいいな)、なんどもなんども見返したいくらいの素晴らしい作品です。もし次があるなら、もっともっと響の魅力や他キャラの魅力も掘り下げて描いて欲しいなと思います。
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