【アニメキャラの魅力】可愛い顔と強烈な個性！「涼宮ハルヒ」は世界の中心！？『涼宮ハルヒの憂鬱』

2006年に開始されたアニメ放送時、一世を風靡したのが『涼宮ハルヒの憂鬱』。ライトノベル人気はここからスタートしたと言っても過言ではないほどの人気を博し、様々なメディアミックスがおこなわれました。

　語り手の「キョン」、そして同級生である「涼宮ハルヒ」を中心とした高校生の日常を描いた作品でありながら、ここまで人気になった理由はどこにあるのでしょうか？それは一重に強烈な個性を持った涼宮ハルヒが存在したからと言えるかもしれません。今回はそんな「涼宮ハルヒ」の魅力に迫ってみたいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■世界をいかようにも操作可能！？

　彼女は自身の思うこと、不都合なこと、またストレスによって世界を変えることが出来る人物。本人にその自覚は一切なく、日々突拍子もないことを発言しては「やってみなきゃわかんないじゃない！」と周りを巻き込んでいきます。しかし彼女の能力は作中で明確に記述されますし、その影響力の強さは周りを振り回していく力を加速させます。

　彼女を取り巻く人物の中には、その能力を把握している者も多く存在します。勿論彼女はそれを知りません。様々な思惑を持つそれらの人物達も彼女に手出しが出来ないため、それぞれの立場からアレコレと対策を練っていく様も、作品の魅力のひとつと言えるでしょう。


■顔ヨシ、頭脳ヨシ、運動神経ヨシのオールマイティ女子

　涼宮ハルヒはとっても可愛い女の子です。そして頭も非常に良く、運動神経もバツグンです。主人公・キョンと出会った高校入学時には、分野問わずあらゆる部活から勧誘されていました。結局は自ら設立した「SOS団」に収まるのですが。

　それほどの人物なので、周辺他校にもその名は轟いています。一見モテモテなタイプかと思いきや、その素行や発言から“変人”とされ、モテモテとは程遠いポジションにいます。しかし彼女自身は、そんなことは一向に構わない我が道を行く人なので、微塵も気には留めていないようです。


■恋愛に興味がない？いえ、キョンに対するその行動は？

　彼女は恋愛そのものに対して独自の見解を持っており、「興味はない」などと発言しています。しかしキョンに対する行動や発言は、少し鈍い人でもわかるくらい恋をしているように感じられるんですね。仲間内ですら、誰かがキョンに近づいたり、仲良くしている姿を見ることが嫌な様で、その気分の上がり下がりが非常に激しく描写されます。高校入学時はロングヘアーだったのに、ある日突然バッサリと髪を切ったのもキョンの何気ない一言から。髪を切ってもやっぱりハルヒはかわいいです。


　涼宮ハルヒは基本的に無邪気で明るく、そして変人です。しかし仲間を大切にしたり、キョンに対する気持ちに戸惑っていたりと、女の子らしい一面も合わせ持った、とっても魅力的なキャラクターです。やはり、

『涼宮ハルヒは存在は唯一無二』

これが彼女の魅力を表す最も的確な言葉なのかもしれません。


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★記者：雪柳一樹（キャラペディア公式ライター）

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