【アニメキャラの魅力】強気だけど弱い?可憐な美少女「惣流・アスカ・ラングレー」『新世紀エヴァンゲリオン』

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2014年10月15日 12:20  キャラペディア

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(C)GAINAX・カラー/Project Eva.
多くのエヴァファンから絶大な人気を集めているアスカ。活発で明るく自信家な彼女は、綾波レイと並ぶ『新世紀エヴァンゲリオン』の二大看板キャラです。強気すぎて高圧的にも見られがちですが、非常にピュアで優しい一面も持っています。14歳にして大学を卒業しているなど、確かな実力と実績を兼ね備えた彼女。その魅力に迫ってみたいと思います!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■嫌味のないツンデレキャラ

 ツンデレというと、あからさまに相手のことを好いていることがわかるようなキャラクターを想像しがちですが、そういう場合はどこかわざとらしく嫌味な印象を受けてしまいます。その点アスカがツンデレといわれるのは、単に自分の気持ちを上手く相手に伝えられない不器用さに起因しています。その中学生とは思えない大人びたセリフや行動の裏にある、純粋でうぶな部分。そしてその部分を必死に隠そうとする見栄っ張りな所。その心理描写がなんとも自然でわざとらしくないからこそ、彼女のツンデレには大きな魅力を感じるんですね。一見完璧に見えても、時折見せる弱い部分とのギャップがたまらないです!


■本質的な優しさ

 自分に厳しいからこそ、人にも強く当たってしまうアスカ。しかしそれは、彼女の本質的な優しさがそうさせているのかもしれません。例えば、新劇場版においては恋のライバルとして認識し始めた綾波に対しても、綾波が企画した食事会とEVA3号機の機動実験が重なってしまった際に、綾波のことを思って自ら実験パイロットへ志願しました。

 そんな優しさを持つアスカですが、母親が原因で受けたトラウマのせいか人と近づくことを極端に嫌がります。優しいからこそ、誰も傷つけないように全てを独りで背負ってしまう。そんな彼女の儚さに心奪われたファンも多いのではないでしょうか?

■社交的な性格

 変わり者揃いのEVAパイロットの中に至っては、一番まともな性格ともいえるアスカ。他のパイロットと比較しても社交性が高く、学校やネルフでも周囲の人物と良好な関係を築くことができます。ただ、良好だからこそ深入りはせず一定の距離を保っており、こういった部分が、彼女をより大人っぽく魅力的に感じさせるのでしょう。

 いかがだったでしょうか。ちなみに新劇場版では苗字が惣流から式波に変わっているため、全くの別人格であるというような説も流れていますが、アスカの本質的な性格は全く変わっていないようにも思います。本当は優しいけれど冷たい。本当は弱いのに強がっている。そういった子供っぽくて可愛らしい所こそが、彼女の何よりの魅力だと思うのです。


惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)の画像や関連記事はこちら


★記者:西森ゆう(キャラペディア公式ライター)

(C)GAINAX・カラー/Project Eva.

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