【アニメキャラの魅力】主人公をうわまわる人気!?巨乳美少女「大江奏」の魅力『ちはやふる』

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2014年10月17日 07:40  キャラペディア

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(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV
百人一首が作られたのは平安時代。そして、それがかるたになったのは江戸時代。さらに、その百人一首のかるたを利用した「競技かるた」の祖形が作られたのは明治時代。日本古来よりの文化に根ざした日本固有の競技です。その「競技かるた」を描いた『ちはやふる』。「大江奏」は主人公である綾瀬千早と同学年で、女らしさに欠ける千早をなにかとフォローする縁の下の力持ちです。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■ザ・大和なでしこ

 奏は呉服屋の娘で、着物をこよなく愛しています。高校に入学して最初に入ったのは弓道部。それは単に和服を着れる部活だったからでしたが、袴姿でランニングするというのは奏の美意識には受け入れがたく、部活の練習から逃亡する日々でした。
そんなときに目にしたのが千早がつくったかるた部のちらし。平安時代の宮中のような優雅さを夢見てかるた部の見学に行きますが、自分のイメージとまったく異なる激しさに戸惑います。

 しかし、千早に口説かれ、外見はモデル並みの千早が自宅の着物カタログのモデルになることを条件にかるた部に入部しました。入部後の奏は、公式試合でのユニフォームとして着物を導入。そして、着物を着た所作の美しさで会場を驚嘆させます。また、部活では人知れずみんなの靴をそろえるなど、女性らしい細やかさで、千早を含めてがさつなかるた部の雰囲気を和らげています。


■古典オタク

 奏は日本の古典文学、特に和歌をこよなく愛する女の子です。和歌に対する造詣は高校生とは思えないレベルで深く、和歌の意味やその歌が生まれた背景などを千早にも解説します。そして、奏のその知識は千早に違った角度からの百人一首の魅力に目を向けさせることになり、千早のレベルが上がる要因ともなりました。

■恋愛脳

 そんな奏も、高校生の女の子らしく恋愛には興味津々。ただ、それは自分の恋愛ではなく他人の恋愛への興味で、かるた部の部長である真島太一の千早への想いに気づいてからは何かと太一のフォローをするようになります。しかし、基本かるたバカの千早は太一の気持ちにまったく気づかず、奏が様々な策を弄しても徒労に終わることがほとんどです。

■新たに見つけた夢に向けて

 競技かるたで、試合中に札を読み上げる人を「読手」といいます。その中でも、全日本かるた協会主催の大会では、同協会の資格を得た公認読手が読手を務めます。その公認読手の中でも名人戦・クイーン戦での読手をできるのは「専任読手」という公認読手の中でももっともランクが上の人のみ。

 奏は専任読手の「読む」よりも「詠む」と言うにふさわしい、美しく響く百人一首の読み上げを聴いて、いつしか自分も専任読手となり、千早のクイーン戦のときに詠みたいという夢を抱くようになりました。しかし、その夢を千早にうちあけた奏は、専任読手になるにはかるた四段以上で、ランクはもっとも上位のA級であり、なおかつ公認読手として5年以上の経験が必要という条件を知らされます。

 A級になるためにはB級の大会で優勝する必要があり、それはかるた選手としては突出した才能があるわけではない奏とっては一生かかっても無理と思えてしまうほどの難関です。夢をかなえるまでの険しい道のりに挫折しかけた奏。それでも憧れを消すことはないと自らの可能性を否定することなく、夢に向かって一歩ずつ歩き始めるのです。

■嫁にするならこんな子?

 奏は普段自分から前に出ることはないですが、言うべきことはしっかり言うという芯の強いところがあり、なおかつかるた部のみんなのことをよく見ていて、時にはフォローをしてあげるという、とても思いやりがある子です。ちょっと古典文学に対して思い入れが強すぎるとはいえ、それもチャームポイントと思えるほどのいい子です。現実にはこんな子存在しないだろうなー・・・なんて。


大江奏(ちはやふる)の画像や関連記事はこちら


★記者:玄Kuro(キャラペディア公式ライター)

(C)末次由紀/講談社・VAP・NTV

このニュースに関するつぶやき

  • カナちゃんがおしとやかで可愛いのは確かだけど、メインヒロインさんが野生児すぎるからねぇ…(笑)
    • イイネ!6
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