【アニメキャラの魅力】苦労人な心優しき重臣！八人将「ジャーファル」の魅力とは！？『マギ』

『マギ』には様々な国家が登場しますが、「シンドリア」は若い国ながら大国です。王であるシンドバッドの人柄もさることながら、「八人将」と呼ばれる守護神のような存在が大きいでしょう。今回私が紹介する「ジャーファル」は、その八人将の中でも本編に一番最初に登場する人物です。

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

■仕事が大好きな仕事人間！

　ジャーファルは「趣味は仕事」と宣言するほどの仕事大好き人間であり、仕事がなくなると蕁麻疹を起こすという厄介な体質の持ち主でもあります。しかし、ジャーファルにとっての主である王・シンドバッドは、良くも悪くも自由奔放な王です。お酒に酔っ払って身ぐるみをはがされたり、様々な国の様々な女の人と仲良くなった結果、多数の現地妻たちと修羅場を繰り広げたりと、話題には事欠きません。そしてその尻拭いをさせられるのは八人将の中でも主にジャーファル。頭を抱えたり、時には卒倒しかけるような場面も多々見受けられます。真面目な性格である反面、ギャグシーンでの気苦労の絶えないかわいい一面もギャップがあってたまりません。

■かわいい顔して実は25歳

　マギの登場人物には若作りなキャラクターが多いのですが、このジャーファルもなかなか童顔なキャラクターです。172cmと登場人物の中では小柄な身長と、顔のそばかすがそう見せるのかも知れません。10代後半といっても差し支えのない顔立ちですが、実は初登場の段階で25歳！八人将の中ではヒナホホとドラコーンに次いで3番目に歳上です（2人より歳上にはどう頑張っても見えないのですが）。

■隠された過去

　今でこそシンドバッドに忠誠を誓う忠臣ジャーファルですが、元はといえばシンドバッドを殺しにきた暗殺組織の一員でした。礼儀正しい現在の性格とは逆に、とても高圧的な態度だったようです。すっかり穏やかになった今でも、シンドバッドを侮辱された時や彼に危険が及んだ時、我を忘れて相手に殺意を向けてしまうなど、時折その片鱗を見せることもあります。

　ギャグシーンではシンドバッドを「あんた」呼ばわりしたり、敬語を捨てて話すことも多いジャーファル。しかしそれは真に彼を主として認めているからこそであり、他の人がそんな態度を取るのは絶対に許しません。それだけに、シンドバッドがジャーファルへ向ける信頼も、他の八人将とは一線を画す相当なものなのです。

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★記者：凛廻（キャラペディア公式ライター）

(C)大高忍／小学館･マギⅡ製作委員会･MBS

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