『シスタープリンセス』は恋愛シュミレーションゲームを基にしたアニメで、十二人もの個性的な妹キャラクターが登場するのが魅力です。この妹たちの一人として登場するのが、発明少女「鈴凛」です。彼女は機械が大好きで、常日頃から発明に打ち込んでいる姿が印象的。発明にはお金がかかる・・・とアニキに資金援助をちょくちょく依頼するのですが、自身の技術・発明品を使って他の妹たちやアニキのお願いを叶えようとしてくれます。また、がめつさの裏には、兄への秘めた気持ちが隠されているのです。そういった素直じゃないところも鈴凛の魅力ですね。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■好きなことに打ち込む姿が眩しい発明娘!
鈴凛はメカフェチな理系娘です。常にメカのことで頭がいっぱいで、朝ご飯を食べる時にもハチミツでトーストの上に回路図を書いてしまうほど。そして誤って他の人のトーストを食べようとしてしまうなど、ちょっぴり抜けた行動も。しかしこの様に、何かに夢中になる姿は、様々なジャンルのマニアな方々に共感を持たれます。それは、メカに心血を注ぎ、打ち込む姿が眩しいからではないでしょうか。メカの開発に取り組んでいる時の姿は、彼女をより一層、魅力的にみせるのです。
■開発にはお金がかかる・・・という訳でよろしくアニキ!
さて、研究開発には資金が当然必要となってきます。常にパーツや工具におこずかいを消費しているので、鈴凛はしょっちゅう金欠です。このままでは必要な部材を購入することが出来ないので、隙あらばアニキに出資を求める、がめつい一面もあります。
高度な技術力と優秀な頭脳をもって皆の助けになる一方で、「その分アニキはお金を出してね」とちゃっかり要求する、お調子者な点をのぞかせてきます。しかし可愛い妹の頼みとあっては断る訳にはいきませんよねアニキ!?
■実は繊細。アニキを慕う純粋な気持ち
お調子者でがめついところをみせる彼女ですが、やっぱり内面は繊細な女の子。発明品を創り続けるのも、アニキや皆の手助けをしたいという気持ちから。その最たるものが自分そっくりのメカ鈴凛。アニキの傍にメカ鈴凛をつけることで、自分がいなくなってもずっとアニキのお世話を出来るように、自分の代わりにいつまでもアニキの傍にいられるように、という兄を慕う気持ちから創り上げたロボットです。
しかし彼女は素直ではないので、そういった自分の本音や目的はほとんど話しません。照れ隠しのために、話をごまかすために、わざと出資金をねだる姿を見せます。普段はお調子者を装っていますが、本当の彼女はとても心優しい女の子なのです。
発明大好きで、常にお金のない鈴凛。お調子者を装い、何かと援助を依頼してくる彼女ですが、自分の発明をもってみんなの願いを叶えようとしてくれる優しい娘でもあります。故にアニキが彼女に協力したくなるのもうなずける訳で。是非とも鈴凛には優れたメカを開発して、兄や他の人を幸せにしてくれる発明家になってほしいですね!
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★記者:羽野源一郎(キャラペディア公式ライター)
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