【アニメキャラの魅力】アイドルと漫画家の狭間で・・・「水蓮寺ルカ」のハイスピードヒロイン劇場!『ハヤテのごとく!』

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2014年11月11日 10:50  キャラペディア

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(C)畑健二郎/小学館・白皇学院生徒会・テレビ東京
親に押し付けられた多額の借金を返す為、執事としてナギお嬢様の元で働くハヤテの愛と流血の執事コメディー『ハヤテのごとく!』。ハヤテの主であるナギは漫画家を夢見ており、同人誌編でそのライバルとして登場したのが「水蓮寺ルカ」でした。漫画だけでなく、恋のライバルともなった彼女の魅力とは・・・?


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■借金を背負うアイドルは漫画家を目指す?

 多額の借金を背負っている点では、ハヤテと同じ境遇を持つルカ。(押し付けられてはいませんが。)一方で“一兆部売れる漫画家になる”というナギと同じ夢も持っており、ルカは主人公とヒロインの持つ要素を併せ持ったキャラクターとも言えます。

 幼少期からの両親の教育もあって、アイドルとして活動しており、収入は借金の返済に充てられています。アイドルはあくまで両親の夢であり、自身の夢は漫画家になること。その為、アイドル活動の傍ら漫画を描くという過酷な生活を送っていました。健気に頑張る少女、応援せずにはいられません。

■バツグンの恋愛瞬発力!

 ルカは漫画家としては素人で、ナギを大きく引き離すような存在ではありませんが、こと恋に関しては圧倒的なスピードを誇っており、ここがルカの特筆すべき点であると言えます。初対面が女装したハヤテであった為に、すぐに恋愛には結びつきませんでしたが、恋愛対象と意識し始めてからは、西沢さんもヒナギクも驚くべき早さでハヤテとの距離を縮めにかかりました。それこそ、ヒナギクは未だに出来ていないことさえあっという間にこなしてしまうほどに。

■アイドルだからアニメ主題歌も歌うよ

 原作ではかなり後になってからの登場にも関わらず、アテネより先にアニメ化するなど、謎の好待遇を受けているルカ。アニメ初登場は劇場版の追加シーンで、主題歌はルカが歌っているという設定。3期アニメにおいては、物語に深く絡んでこないにも関わらずちょいちょい出演していました。

 しかし劇場版や3期はメインでは絡んでこないので、ルカを楽しむには4期アニメが1番最適かと思われます。ルカ自身はアニメ化されていますが、同人誌編そのものはアニメ化されていないので、馴れ初めとかが描かれていなくてそこが少し残念です。早く5期アニメを!アテネ編も!

■幸せの行方は・・・

 アニメと原作の作中時間のズレにより、早くからルカとナギのハヤテを巡る恋と漫画の争いの結果の一部が示唆されていましたが、結果はやはりといった感じでしたね。キスをしたり、結婚を迫ったりと他のヒロインには中々出来ないことをかなり短期間で成し遂げたルカは、これまでのゆるゆるとしたラブコメ路線に一石を投じました。そして、ナギの成長にとって、かなり大きな役割を果たしたと言えます。ルカ自身としては、両親との和解というハヤテには無かった救いがあった点が良かったと思います。

 見ようによっては、後からやってきて全部掻っ攫おうとしている恐ろしいキャラでもあったルカ。そのせいかファンの中にはルカ嫌いな人もいるようですが、彼女にも色々と葛藤があったと思います。ハヤテと2人きりのシーンで、花火の上がる前の叫びがとっても切なかったです。そこで発したハヤテの言葉が優しさだったのかは分かりませんが、これから幸せになれるといいですね。ていうか、今後出番はあるのでしょうか?(ありますよね?)

 中々の肉食系女子で、アイドルで漫画家志望ってかなり欲張りなキャラだなと思っていましたが、振り返ってみれば一途で一生懸命なとてもいい子でした。早くアニメでもっと彼女の活躍を見たいものです。


水蓮寺ルカ(ハヤテのごとく!)の画像や関連記事はこちら


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:K−was(キャラペディア公式ライター)

(C)畑健二郎/小学館・白皇学院生徒会・テレビ東京

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