大富豪による五輪金メダリスト射殺事件を映画化、『フォックスキャッチャー』日本公開

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2014年11月14日 12:10  CINRA.NET

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『フォックスキャッチャー』 Photo by Scott Garfield ©MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ベネット・ミラー監督の映画『フォックスキャッチャー』が、2015年2月14日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。

同作は、『カポーティ』『マネーボール』を手掛けたミラー監督の新作。1996年にアメリカで起きたデュポン財閥御曹司によるオリンピック金メダリストのレスリング選手デイヴ・シュルツ射殺事件をもとにした作品で、今年の『カンヌ国際映画祭』監督賞を受賞した。

物語は、『ソウルオリンピック』での金メダル獲得を目指すレスリングチーム「フォックスキャッチャー」の結成プロジェクトを立ち上げたデュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンと、ジョンの誘いでチームに参加したオリンピック金メダリストのマーク・シュルツの関係性を軸に展開。孤独や葛藤、野心などにとらわれた2人の病的な心理や、デュポンの移り気な性格と不健全なライフスタイルによって2人の関係が変化していく中で、同じく金メダリストであるマークの兄・デイヴがチームに加わったことをきっかけに悲劇が訪れる様を描く。

大富豪のジョン役を演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』『40歳の童貞男』などで知られるスティーヴ・カレル。金メダリストでありながら経済的に苦しい生活を送っており、崇拝する兄デイヴの影から抜け出すことを願ってチームに参加するマークを『マジック・マイク』などのチャニング・テイタム、デイヴ役を『アベンジャーズ』『シャッター アイランド』などのマーク・ラファロが演じるほか、シエナ・ミラーがキャストに名を連ねている。
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