秋も深まり、寒さが本格化してきましたね。空気が乾燥し始めると、風邪などのウイルスや冷えも心配ですね。そんな秋冬には旬の牡蠣で、ウイルスや冷えに負けない体力を蓄えましょう！簡単にできるスープレシピもご紹介します。
■「海のミルク」牡蠣の美容成分
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が豊富！ ビタミンAや特有の成分「カキエキス」が多く含まれ、鼻やのどの粘膜を丈夫にしてウイルスが体内に入るのを防いでくれそう。皮膚の粘膜も丈夫になるそうなので、乾燥肌も防げそうですね。また、カキエキスは鉄分や亜鉛も含むので冷え予防になりますし、ビタミンB群は寒さで溜まりやすい体脂肪も燃焼してくれるでしょう。
■牡蠣の取り扱い方
牡蠣が原因となるウイルスもあるので、生食には注意が必要。外食の際は専門店で頂くようにしたいですね。加熱調理済みのお総菜はほぼ心配ありませんが、ご自分でお料理するときは、必ず水道水でしっかり洗うようにしましょう！ 牡蠣はヒダが多いので、その部分もよく水で洗ってくださいね。牡蠣は海水とは違う水道水の塩素で、ほぼ細菌が死滅するそうです。
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■牡蠣を使った簡単スープレシピ3つ
牡蠣は独特のお出汁がとれますので、スープにしてエキスごと頂きましょう。殻つきは処理が大変なので、処理済みパックが便利。加熱調理する場合も水道水でよく洗ってから調理しましょう。
●牡蠣の豆乳ミルクチャウダー（2人分）
牡蠣1パック（10〜12個）分と、冷蔵庫に残っている余り野菜（ジャガイモ、ニンジン、キノコ類、玉ねぎなど）200g分をサイコロ型にカットしたものと、水400cc、塩小さじ1/4と共にお鍋に入れ、中火で10分ほど煮込む。その後、豆乳200ccを入れてさらに2〜3分煮込み、沸騰直前で火を止めて出来上がり！ コショウとパセリなどを振ってお召し上がりください。
●牡蠣の中華リゾット（2人分）
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お鍋に500ccの水と、牡蠣1パック分、葉をばらした青梗菜1株分、塩小さじ1/4を入れて7〜8分煮込む。ご飯80gを入れて、ご飯がサラサラになるようばらし、火が通ったら出来上がり。器に盛り、千切りにした生姜を添えてお召し上がりください。
●牡蠣と春菊のお味噌汁（2人分）
お鍋にだし汁400ccと牡蠣1/2パック、5cmの長さに切り揃えた春菊2株分を入れて、5分ほど煮込む。味噌大さじ2を溶かして出来上がり。
牡蠣は食べ方がパターン化しがちですが、パスタの具に入れたり、炊き込みご飯にするのもおすすめ。加熱調理中に美容エキスが出てきて、他の食材も美味しくなることでしょう。（美養食研究家／シニア野菜ソムリエ 丸田みわ子）
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