【アニメキャラの魅力】中二病だけど奥ゆかしい!これぞ大和撫子「小鳥遊六花」の魅力とは?『中二病でも恋がしたい!』

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2014年11月20日 08:50  キャラペディア

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(C)虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会
『中二病でも恋がしたい!』は、京都アニメーションが二期に渡ってアニメ化した、ライトノベル原作の作品です。中学二年生頃に訪れる自我の確立にともない、他者から見ると珍妙にしか思えない言動をしている人たちを中二病と呼ぶらしいのですが、そんな現役中二病の「小鳥遊六花」と元中二病の「冨樫勇太」をめぐるラブコメディです。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■小動物系

 小鳥遊六花は、小さくて可愛らしいマスコットのようなキャラクターです。自分を邪王真眼の使い手と名乗り、冨樫くんをダークフレイムマスターと呼んでつきまとう、痛々しい言動の人物です。しかし、その可愛らしいルックスと、周りから嫌われるような要素がないためにクラスメイトたちにそのまま受け入れられている憎めないキャラクターです(当初は距離を置かれていましたが)。

 京都アニメーションの丁寧なキャラクター描写とあいまって、その小動物的な可愛さが見事に表現されています。特におすすめのシーンは、ローラーシューズで、敵の攻撃に吹き飛ばされながらも踏みとどまる、よく格闘漫画であるシーンを六花が一人遊びで再現しているところです。また、色々な問題に直面しては「余裕。」と強がるのですが、すぐ失敗して冨樫くんに助けを求めるのも可愛らしいですね。

■恋への自覚

 もちろん彼女の可愛らしさは見た目だけではありません。中二病にどっぷりつかっている彼女なので、恋愛に関してはまるで素人です。しかし、冨樫くんと接するうちに、自分の中で何かがもやもやしたり嬉しかったりと、これまでに経験したことのない感情に気づくようになります。もちろん、それが恋だと自覚するまでには人一倍時間がかかりますが。

 視聴者同様、もどかしく感じた周りの友人たちも、そんな彼女が恋への一歩を踏み出すことが出来るように背中を押してあげるわけです。そして、不器用ながらもその恋に向き合う姿がまた可愛らしいのです。それでも、彼女の中二病要素が消えるわけではなく、付き合うことを「契約」と言ったりと、痛々しくも可愛いのですが。恋に恥ずかしくなるくらい真っ直ぐ純粋に取り組む彼女の姿はとても魅力的なのです。

■とにかく一途

 とにかく恋愛というか、冨樫くんに一途です。特に二期を見て感じるのですが、周りの人が見過ごしたり、どうでもいいなと感じてしまうような小さなことでも、冨樫くんのために必死になってやり遂げる姿に感動を覚えます。

 例えば、冨樫くんが昔中二病だった時に隠しておいたコインがありました。冨樫くん自身も忘れてしまっていた物なのですが、ある理由から六花はそれを毎晩のように探すようになります。なんでそんなことを?って思いますよね。しかし、それには六花なりの冨樫くんとの関係を深めたいという強い思いがあったのです。

 はじめはそれほど感動しなかったのですが、考えて見るとじわじわと感じるものがありました。自分の好きな子が、自分とのことを想って一生懸命にしてくれたその気持ちが嬉しいのです。口では「なんでそんなこと」と言いながら、めちゃくちゃ嬉しくなってしまうと思います。そんなわかりにくいながらも心が暖かくなる愛情の示し方、こんな風に愛情を示してくれる彼女、とても素敵な女の子だと思いませんか?


小鳥遊六花(中二病でも恋がしたい!)の画像や関連記事はこちら


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ラブドライバ(キャラペディア公式ライター)

(C)虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会

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  • 1期10話の後半でこの作品で推しキャラに決まりましたね。もっとも、地元舞台と言う事もあるのが大きいけど。また日野町行きたい。
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