【アニメキャラの魅力】麻雀なのにボウリング!?ちびっこ部長「鷺森灼」の魅力とは?『咲-Saki-』

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2014年11月21日 21:50  キャラペディア

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(C)小林 立/スクウェアエニックス・咲阿知賀編製作委員会
「鷺森灼(さぎもりあらた)」は、麻雀アニメ『咲-Saki-』のスピンオフ作品『咲-Saki-阿知賀編episode of side-A』の登場人物です。主役の阿知賀麻雀部の選手達は、様々な思いを胸に麻雀という競技に挑んでいます。あまり感情を表に出すタイプではない灼ですが、彼女もまた熱い思いを胸に秘めた一人です。部長らしく責任感のある灼は、近しい人や対戦相手の期待や思いを背負い、強敵達に挑んでいきます。ぜひ凛々しく美しい彼女の姿を多くの人に知ってもらいたいです。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■ちっちゃくていい子

 黒髪ボブカットがよく似合う灼。小学生の様な身長は大きな目と相まって、まるで小動物みたいで愛らしいですね。基本的に表情を変えない灼ですが、顧問である赤土晴絵(あかどはるえ)に対してはデレまくりです。麻雀部部室で邂逅したシーンの照れ顔などは、もう役満級の可愛さ。天使です天使。

 ボウリング場を経営している祖母を良く手伝っていて、対局中にグローブをしているのは実家の宣伝なんだとか。おばあちゃん子に悪い子はいない(断言)ですから相当な良い子と言う訳ですね。とある回想シーンでみせた、高校生には見えない完全な幼児ファッションも、もしかしたらおばあちゃんが買ってきた服かもしれません。やっぱりいい子です。

■赤土晴絵との関係

 鷺森灼といえば赤土晴絵、赤土晴絵といえば鷺森灼。切っても切れない関係です。かつて晴絵がエースとしてインターハイに出場していた頃から晴絵の大ファンの灼。その様子はファンと言うよりももはや崇拝に近く、元作品の「咲さん×原村さん」に匹敵するほどの百合百合しさを醸し出しています。そんな調子ですから晴絵がインターハイ準決勝で大敗し、心に傷を負い麻雀を止めてしまうと、自らも麻雀を止めてしまうのでした。

 時を経て、晴絵が実業団選手として復活している事を聞いた時の灼の嬉しそうな反応も納得ですね。麻雀部が復活し、顧問として晴絵が来てからは二人は常に一緒です。はるちゃんはるちゃん言いながらニコニコする姿にほっこりさせられます。

■部長として

 ながらく麻雀部のなかった阿知賀女子学院の麻雀部復活の際、クラスメイトの松実玄(まつみくろ)の誘いで麻雀部の一員になった灼は、顧問の晴絵に「一番しっかり者に見える」という理由で部長に任命されました。部長をこなしていくうちに、多くの人たちからの期待を感じる様になっていきます。幼い頃に赤土晴絵に向けていた思いは、今度は自分が背負っていく番だと。

 アクの強い皆をまとめていくのはきっと語られない苦労も多かった事でしょう。真面目で責任感がある、なんて書くとありきたりに見えてしまいますが、灼の魅力の核はやはりそこにあると思います。勝ちたい理由があるのはどの高校のどの選手も同じです。そんな選手の一人として、灼は勝ちたい理由を作中で明確に提示することで、視聴者が感情移入をしやすい、応援したくなるキャラクター像を形作っているんですね。

 原作の『咲-Saki-』で、主役の清澄高校が順調に決勝に進出すれば、副将の灼は阿知賀麻雀部復活の一つのきっかけとなった原村和(はらむらのどか)と激突する事になります。お互い負けられない理由をもった二人ははたしてどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。


鷺森灼(咲-Saki-)の画像や関連記事はこちら


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:つよろく(キャラペディア公式ライター)

(C)小林 立/スクウェアエニックス・咲阿知賀編製作委員会

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