「椎名まゆり」の活躍するアニメ『Steins;Gate』は、同タイトルのゲームを原作としたアニメです。まゆりの幼馴染である岡部倫太郎が立ち上げたラボラトリー「未来ガジェット研究所」で繰り広げられる日常に、まゆりはとても満足していました。メンバーの人数が少ない事以外は何の文句もありません。人質としてずっとラボにおり、岡部倫太郎(オカリン)を見守ってきました。
しかし、岡部倫太郎が中鉢博士の会見に行くと言って以来、なんだかオカリンの様子がおかしいのです。どうしたのだろう?と思っていると、どうやら過去に送ることができるメールを発明したとか・・・。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■ラボメンNo.002であり人質である
まゆりは、ラボメンNO.002で設立当初からいるメンバーです。岡部倫太郎の人質という立場なので、ずっとオカリンのそばにいると言い張っているような甲斐甲斐しい女の子です。さて、彼女が倫太郎の人質となった経緯ですが、まゆりの大好きだった他界したおばあちゃんの影響で、空へ向かって手を伸ばす(星屑との握手)まゆりを見た岡部倫太郎が、彼女をつなぎ止めるために「お前は俺の人質だ、人体実験の生贄なんだ!」と抱きしめながら叫びます。そして「そっかあ。人質かあ。それなら仕方がないね」とそれを受け入れたのです。
■おっとりとしているけれどラボで一番強い
まゆりは、かなりおっとり、ほんわかとしているような「天然ゆるふわ系女子」の典型な女の子ですが、実はラボの中で一番強いです。岡部や橋田をはじめとするラボメンの皆が何かに悩んでいる時も、決して自分にその悩みを打ち明けてくれなくてもラボメンを支えてあげることができる、芯の強い女性なのです。
ほんわかしていていつもどこか抜けていますが、いざという時は誰よりも冷静で誰よりも頼りになるというそのギャップに、私たち視聴者はくらっとくるのでしょうね。
■実はラボを一番愛している
実は、設立者の岡部よりもこのラボを愛しているのがまゆりなのです。まゆりにとってラボは心が安らぐ唯一の居場所であり、心の安息の地なのです。そんな彼女はラボの維持やラボの会議でももっとも積極的に発言をしたり、精力的に動くことのできる活発さも持っています。一番のしっかりものは彼女なのです。
■ギャップ萌え
まゆりの魅力はギャップにあるのではないでしょうか。ほんわかとして天然でいつも抜けている一方で、ラボの中で一番しっかりとしているというギャップこそが、彼女の大きな魅力だと思うわけです。『Steins;Gate』でのまゆりの活躍は、物語に直接的には関わってはきませんが、主人公を立ち直らせたりする重要な役回りを持っています。まゆりがいるからこそ『Steins;Gate』という作品は秩序を保っていられるのかもしれませんね。
椎名まゆり(Steins;Gate)の画像や関連記事はこちら
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:賀見ぽんた(キャラペディア公式ライター)
(C)2009-2013 MAGES./5pb./Nitroplus (C)角川書店