【アニメキャラの魅力】自己犠牲と自尊心の塊「比企谷八幡」の魅力とは?『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

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2014年11月23日 11:40  キャラペディア

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(C)2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
「比企谷八幡」が主人公として登場している『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、ライトノベルを原作としたアニメ作品です。主人公である八幡の視点で描かれた“間違ったラブコメ”というのがこの作品なのです。入学式の朝、高級車に轢かれそうになっている犬を助けて入院し、高校生活のスタートを上手く切れずにいた八幡は、案の定ぼっちになりました。もともと性格が少し曲がっていた八幡は、さらにひん曲がり、それを見かねた先生がとある部活に招待して・・・。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■捻でれという新ジャンル

 八幡は、○○デレに新しいジャンルを持ち込んだ主人公です。その名も「捻でれ」です。これは、ひねくれたデレ方をしていることを指したり、ひねくれているけれどもデレているという状態を指します。そう、八幡はひねくれているのです。何事も斜めから見て、まずは批判から入るという姿勢。彼は教室の隅っこの席で突っ伏して寝たふりをして過ごすような日陰者男子ですが、実は人との関係を望んでいるのです。それが「捻でれ」となって現れるのですが、その滅多に見えないデレこそが、きっと多くの人々(?)を惹きつけるのでしょう。

■妹大好き

 八幡は、本当に妹の小町を溺愛しています。どれほど溺愛しているかといいますと、目に入れても痛くないほどらしいです。目に入れても痛くないどころか、八幡なら喜んで小町を目に入れてしまいそうで怖いですね。そんな妹大好きを全面に出しつつも、冷たくすることもあったり。小町から「お兄ちゃん捻でれてるんだからー」と言われるほどに妹のことが好きでデレています。実は八幡が一番デレる相手が小町なのです。そんな、妹思いなところも彼の魅力のひとつなのです。

■大いなる自己犠牲と自尊心

 また、八幡は物事を解決しようとするときに「自分一人だけが傷ついて他の誰もが傷つかなくて良い方法」を取ろうとします。いろいろな人から、そのやり方を責められるのですが、彼にはそんなやり方しかわからなくてどうしようもないのです。本当は自分が傷つくのは嫌なのです。自分のことが割と好きですし、八幡自体かなりメンタルが弱いので、決して傷つくのが平気と言えるような人間ではないのですが。

 しかし、彼は自分を犠牲にして人の悩みを解決するのが“癖”なんです。一見冷たくて、世の中を斜めに見ている彼ですが、意外と情に厚く、自己犠牲を自らの手で推奨して人助けをします。切ないですよね。傷つくとわかっていて、相手のために何かをするというのは。相手は自分のことを嫌いになったり恨んだりするかもしれない。しかし自分が傷つくだけで済むのならそれでいい、それがいいと思っている人間なのです。この精神と性格、それこそが彼の一番の強さであり、弱さでもあり、そして最大の魅力なのかもしれません。

 彼が主人公として活躍する原作はまだまだ終わりません。これから、八幡が一体どのように変わっていくのか、はたまた変わらないのか・・・。今後が楽しみです。


比企谷八幡(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)の画像や関連記事はこちら


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:賀見ぽんた(キャラペディア公式ライター)

(C)2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

このニュースに関するつぶやき

  • 八幡の魅力?そんなの「戸塚彩加ルート持ち」である事に決まってんだろっ!
    • イイネ!3
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