【アニメキャラの魅力】暗殺一家ゾルディック家の三男坊「キルア・ゾルディック」とは?『HUNTER×HUNTER』

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2014年11月27日 11:50  キャラペディア

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(C)POT(冨樫義博)1998年-2011年 (C)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
ハンターとは通常の狩人のことではなく、特殊な職業を指します。幻獣・美食・遺跡・財宝・賞金首など、希少価値の高い物や生物を追求する職業をハンターと呼びます。そんなプロのハンターとなるべく集まった少年たちの成長と冒険を描いた物語、それが『HUNTER×HUNTER』です。

 メインとなるキャラクターは話によって異なり、人数も多いです。そのなかでも主人公のゴンともっとも一緒に居ることが多いのが「キルア・ゾルディック」です。幼くして暗殺者として生きてきたキルアについて詳しくご紹介いたしましょう!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■将来有望な(元)暗殺者

 伝説と謳われる暗殺一家・ゾルディック家の三男として生まれたキルア。ゾルディック家の歴史の中でも暗殺者としての資質は抜きん出ており、家族からは将来を有望視されています。

 幼い頃から暗殺者になるための英才教育を受けており、物語開始前にはすでに暗殺者として仕事もしていたようです。訓練により高圧電流や毒、拷問にも耐えられ、関節を自在に曲げられたり、通常の人間より強靭な肉体を備えています。そのまま成長すれば、優秀な暗殺者として、ゾルディック家の後継者となっていたことでしょう。しかし、親に敷かれたレールを進むのが嫌になり、母親と次兄のミルキを刺して家を出ていきます。暇つぶしにと参加したハンター試験で、唯一無二の親友となるゴンと出会い、キルアの人生は一変します。この出会いが彼にとって大きな転機となるのです。

■子供らしさ

 キルアは暗殺者一家という特殊な環境下で育ったせいか、達観した考えを持ち、とても大人びた性格をしています。裏を返せば生意気な性格とも。年上や女性にも容赦なくずけずけと物を言うため、年上の女性はたいてい怒らせてしまいます。天空闘技場のお姉さんやパームをキレさせて、ぶん殴られたり追いかけまわされたりすることも多いです。周りのお姉さまが怖いということもありますが(笑)。

 キルアは生活環境のせいで殺伐とした思考をすることがありますが、ゴンと一緒にいるときは気まぐれでいたずら好きの子どもらしい一面も多く見られます。チョコロボくんというお菓子をよく食べており、どうやらキルアの大好物のようです。天空闘技場でのファイトマネーをすべてお菓子へとつぎ込むほどの入れ込みっぷり。お菓子を買い込み、好きなだけ食べるというのは子どもなら一度は夢見ることですよね。ゲームも好きで、趣味はいたって12歳の子どもそのもの。無邪気でかわいいですね!

■光と影

 キルアが家出して最初に知り合った人間が主人公のゴン。ハンター試験で出会ったゴンとは親友になり、それから二人はずっと行動を共にしています。感情的なゴンと理性的なキルア。まっすぐなゴンと嘘つきなキルア。無鉄砲なゴンと慎重派なキルア。二人は常に対称的に描かれていますが息はぴったり!抜群のコンビネーションを誇り、まさに阿吽の呼吸。猪突猛進なゴンを止めるのはキルアの役目となっています。いつも一緒の二人の仲の良さは言うまでもありません。

 その対称的さにキルアはよく、自分を影、ゴンを光と称し思い悩む事も。「お前にあえて本当によかった」や「ゴン、お前は光だ」はもはや名言。闇の世界で生きてきたキルアにとって、ゴンの存在は眩しすぎるのかもしれません。

 しかし、キメラアント編では光であるゴンが、とあることから闇へと落ち、それを救うためにキルアは奔走します。光も影も表裏一体。キルアは影でありながら、光にもなれるのではないでしょうか?ゴンと別れた後のキルアの動向にも目が離せません。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:あん(キャラペディア公式ライター)

(C)POT(冨樫義博)1998年-2011年 (C)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス

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