相武紗季が焼身自殺図るヒロインに、桜木紫乃原作の官能ミステリー『硝子の葦』

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2014年12月12日 10:20  CINRA.NET

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『硝子の葦 〜garasu no ashi〜』メインビジュアル
連続テレビドラマ『硝子の葦 〜garasu no ashi〜』が、2月21日22:00からWOWOWで放送される。

全4話で構成される同作は、『ホテルローヤル』で『第149回直木三十五賞』を受賞した作家・桜木紫乃が、2010年に発表した『硝子の葦』が原作。かつて母の愛人だったラブホテル経営者・幸田喜一郎と結婚しながら、元雇用主である税理士の澤木昌弘と不倫関係にある節子を主人公に、澤木との逢瀬の最中に喜一郎が事故にあったという知らせを受けた節子が、やがて誘拐事件を起こし、焼身自殺を図る様を描いた官能ミステリーだ。

かつて母から虐待を受け、母を激しく憎んでいる節子を演じるのは相武紗季。監督を映画『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』の三島有紀子が務め、脚本をテレビドラマ『恋愛ニート〜忘れた恋のはじめ方〜』などの永田優子が手掛ける。

同作で過激なシーンにも挑む相武は、出演オファーを受けた際の印象について、「原作には過激なシーンがあると聞いていたので、『どんなことが描かれていて、どんな役なんだろう。』と思いながら読んだんですけど、自分が思っていた以上にすんなりと受け入れられたというか、女性として共感するところ、憧れる部分がたくさんあって、自分にオファーして下さったことに対して『嬉しい』と本当に思いました。なかなか演じることの出来ないような役ですし、他では挑戦できないような刺激的なシーンもあるので、撮影に入るのがすごく楽しみです」と語っている。

【相武紗季のコメント】
一番衝撃的なのはラブシーンであったり、人を殺すシーンだったりだと思います。こういう役をやったことは本当になかったので、内容がショッキングなことはもちろん、節子という役を私が演じているということでも視聴者の皆さんにいろんな驚きを感じてもらえるんじゃないかと思います。

【三島有紀子のコメント】
―荒涼とした世界に荒涼とした自分。それでも自分の心の中に光る一瞬の感情によって生き始めた節子。そんな節子とともにしばらく旅をしたいなと思いました。そして、桜木紫乃さんのファンであります。
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