【アニメキャラの魅力】Lの後継者候補から真のNO.1を目指す者「メロ」の魅力とは?『DEATH NOTE』

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2014年12月13日 11:00  キャラペディア

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(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
第2部から登場したLに次ぐ探偵。キラによる殺人を止めたいという動機ではなく、Lが果たせなかったキラの確保を代わりに果たすという信念の下に動きます。一見するとマッシュルームカットの幼い坊やですが、内に秘めているものは複雑です。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】

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■劣等感の塊

 メロは、Lの後継者を育成する孤児院で育ちました。孤児院ではニアに次ぐNO.2の座におり、目の上のたんこぶともいえるNO.1のニアを毛嫌いしています。後継者を決めないままLが死んでしまったため、ニアと組んでLの後を継ぐよう打診されますが、自ら後継者の椅子をニアに譲り、自分の力で生きて行くと言い残し施設を去ります。この時点で若干14歳。ただし、ニアに比べて活動的であったため、友達と遊ぶのはメロの方が上手だったと思われます。

 キラ確保については「Lの敵を討つ」よりも、「ニアよりも先に捕まえる」という動機の方が強く、その為にアメリカのマフィアに単身乗り込んで組織を掌握するという大胆な手法を使いました。

■Lの後継者として

 ニアは、メロのことを「冷静さが足りない」「感情的になりすぎて肝心なところを見落とす」と語っています。実際メロには感情で動くところが多く、Lの死を聞かされた時も動揺したのはメロの方でした。とはいえ、Lの後継者に名前が上がった以上その頭脳は明晰であり、「メロの言うとおりにしていれば間違いない」と部下に言わせるほど信頼は厚く、死神のシドウも簡単に自分の仲間に引き入れてみせたりも。(シドウの考えが浅はかだったというのもありますが・・・)

 格好は黒いパンクファッションが多いですが、大のチョコレート好きでもあるので常にチョコレートを携えている姿が定番です。好物だからというわけではなく、脳のエネルギー源がブドウ糖である事から、手軽な栄養補給源としても好きなのではないかと思われます。Lもよく手元におやつを置いて推理をしていましたね。2人の数少ない共通点です。

■最期の最期に・・・

 キラの崇拝者である高田清美によって殺され、しかもその遺体は身元不明扱いとされました。手厚く葬られることは望んでいなかったでしょうが、物語の重要キーパーソンとしてはあっけない最期を遂げる事になります(ちょっと可哀想・・・)。

 しかし、死の間際にメロが起こした行動は、結果的にニアに1つのひらめきを与え、月がキラであるという事実を白日の下に晒す要因となりました。最期までNO.1にはなれませんでしたが、1人ではなく「ニアと一緒に」NO.1になることは出来ました(それでも彼はあの世で1人でNO.1になりたかったと思っているかもしれません)。

 ニアが「静」ならメロは「動」。多少強引な性格も垣間見えますが、決して単なる悪党とは呼べない、魅力あふれるキャラクターだったのではないでしょうか。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

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  • メロ好きだけどニア派!それ以上にLが好き!
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