アラサーからの冷え性は下半身と腹部冷えが多いそうですね。血液中のヘモグロビン不足が原因とも!? 実は冷え性は貧血とは密接な関係があるので、夏に貧血気味であった女子は注意しておきましょう。
■アラサーからは内臓冷えに注意！
アラサー世代からは脳と腹部が冷える内蔵型冷え性が多くなるようです。脳は本来、温度が一定に保たれている臓器になりますが、ストレスなどにより自律神経の機能が乱れ、血管が収縮されると全身に血流が回らなくなるのだそう。これが内臓冷えに繋がるようです。
■冷え性はヘモグロビン不足!?
年代によっても特徴があるようですが、冷え症全体として、体内に酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンが少ないことも原因の一つに挙げられています。ヘモグロビンは体内を巡り、各細胞でエネルギーを産生しながら体温を維持すると言われています。貧血を改善するには、十分な鉄分と良質なタンパク質の摂取がポイントとなるそうです。忘年会やお正月にご馳走を食べるチャンスがあるので、この2つの栄養素を頭に入れて、メニュー選びをしてみましょう。
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■少しリッチに！ 冷え改善鍋ガイド
レバーや赤身肉、ウナギ、牡蠣なども鉄分とタンパク質がダブル摂取できる食材ですが、この時期にしか食べられない、少しリッチなお鍋で改善してみましょう。お鍋は家でいただく時は、ベースとなるお出汁に困る方も多いようですが、土鍋に15cmほどにカットした昆布を入れて水をはり、その中に材料を入れるだけでOK。後はポン酢をはじめ、特製美容ダレや市販のドレッシングなども活用すれば、楽しく頂けますよ。
●あんこう鍋
あんこうは、高タンパク、低脂肪で、美容に嬉しい成分もいっぱい！ 鉄分の他、皮膚や粘膜の細胞を丈夫にしてくれるビタミンAも豊富で、脳細胞をはじめ、記憶力UPやアンチエイジング効果も期待できるようです。吸収が良くなるように緑黄色野菜と共に頂きましょう。
●鴨鍋
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鴨肉の鉄分は、主要なお肉類の中でも群を抜いて多い模様！ αリノレン酸という脂質も多く脂質なのに、ダイエット効果も!? ダイエット効果を高めるには脂質代謝を促すビタミンB群が多い、キノコ類をたくさん加えましょう。
●牡丹鍋
猪肉は低カロリーで高タンパクです。鉄分の他、年末の疲れを摂ってくれるビタミンB群、そして女子に不足しがちなカルシウムも摂れるそう！ 普段は買えない猪肉も、師走の時期にはスーパーにも並ぶのでぜひトライしてみましょう。すき焼き風の味付けでも美味！
ヘモグロビンを増やす食事を心がけると、辛い冷え性の他に貧血予防にも繋がるでしょう。鉄分の吸収を良くするにはビタミンCの摂取も役立つようなので、お鍋には彩り豊かなお野菜も、たくさん入れてくださいね。（美養食研究家／シニア野菜ソムリエ 丸田みわ子）
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