今年、ハリウッドセレブで注目されていたダイエットの一つに「Mプランダイエット」がありましたね。日本でも「キノコダイエット」として冬太り対策に注目の食材として取り入れられているようです。一緒に摂るとより効果的な食材をご紹介します。
■なぜキノコがダイエットに効果的なのか？
- 糖タンパク
キノコの細胞壁に含まれる「糖タンパク」という成分は、脂肪分解酵素「リパーゼ」の働きを止めるので、他の食材から摂取した脂肪の分解が抑えられ、体脂肪増加が防げるそう。 - 食物繊維
キノコは100g中3〜5gの食物繊維が含まれます。腸内のコレステロールを絡め取り体外に排出するため体脂肪が減っていくそうです。 - 低カロリー
キノコのカロリーは種類によりますが、100g平均10〜25kcal。満腹感があるのに、低カロリーなので、冬の食べ過ぎ防止に良いでしょう。（東京農業大学調べ）
■キノコの成分を120%活用するには!?
キノコは食物繊維が豊富ですが、繊維が固いので、ザルに並べて天日で干したり、丸ごと食べずにスライスしたり、みじん切りにするなどして繊維を断ち刺激を与えると、栄養分が体に吸収されやすくなるよう。冷凍や、100度以下の短時間調理などでも繊維が壊れ、中から栄養が出てくるそうです！
■一緒に摂りたい食材ベスト5&簡単レシピ
|
|
|
|
※レシピ例のキノコはお好きなものを！ 1パック分（約200g）目安です。
・青魚
青魚のEPAは脂質の分解に優れ、キノコと一緒に摂取するとダイエット効果がUP！レシピ例：
オイルサーディン1缶と軽く蒸したキノコのみじん切りを和え、パンやクラッカーのディップに！
・大豆食品
食物繊維が多いので、キノコとWで美腸対策に！ 植物ステロールの働きで体脂肪が増えるのを防いでくれるかも!?レシピ例：
大豆の水煮やミックスビーンズ（約100g分）を軽くソテーしたキノコ類と共にサラダにトッピング。簡単ビーンズキノコサラダに。
|
|
|
|
・クエン酸食品（レモン・梅干し・お酢）
クエン酸は脂肪を燃焼させ、体内のコレステロールの酸化をストップ!? 体内のアンチエイジングに。レシピ例：
軽く蒸したキノコ類に、お酢（レモン）とオリーブオイル各大さじ1と塩コショウを振って、即席キノコマリネに。
・殺菌力が期待できる香味野菜（生姜・玉ねぎ・ネギ・ニンニクなど）
香味野菜のアリシンや硫化アリルが体内の毒素排出に◎！ キノコの美腸作用にプラスされるとデトックス効果UP！レシピ例：
お好きな香味野菜のみじん切り大さじ1分と、お好きなキノコを一緒にソテーし、メインディッシュの付け合せに。
ご馳走続きで太りやすい時期ですが、キノコをテーマにホームパーティーの献立を考えるのも良いかもしれませんね。キノコは付け合せにも多く登場するので、積極的に頂くようにしましょう。（美養食研究家／シニア野菜ソムリエ 丸田みわ子）
|
|
|
|
ライフスタイル
