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わが子にはいい教育を受けさせてあげたい。将来のために学力をつけさせたい。親なら誰しもそう願うはず。
でもその前に、忘れてませんか? “丈夫な体”がなければ、やる気も出ないし、勉強にも集中できないということ。そう、アタマとカラダとココロは繋がっているということを。
そしてなんと、昭和60年頃から子どもの体力は低下し続けていて、運動する子どもとしない子どもの”二極化”が進んでいるってご存知ですか? 親は子どもの体力までもサポートしてあげなければいけなくなっているのです!
そこで今回はわが子を運動音痴にさせないために、しておきたいことをお伝えします。
■ 現代っ子は「うまく転ぶこと」もできない!?
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転んでもとっさに手をつくことができずに、顔を打つ子が増えている、というのを耳にしたことはありませんか?
実は思ったようにカラダを動かせない子が増えているのです。手をついて転ぶことができないと、顔を地面にぶつけ、歯が折れたりと大怪我につながってしまいます。
また、ちょっと公園へ行こうと歩こうものなら「ママ抱っこ〜」とペタンと地面に座り込んですぐに疲れてしまうといったことも、交通手段が便利になり、大人も子どもも歩くことが少なくなっていることが原因です。
■ 我慢できない子、ストレスフルな子が増加中
自分の思い通りにならないと、その場から離れてしまったり、順番を待つことができない子も増えています。社会には様々なルールがあり、その中でどうやって工夫すればいいのかを小さいうちから学ぶことが大事です。
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そういった面でもスポーツは、体を動かしながらルールを覚えていくので、学びの機会として子どもにとってとても良い手段です。
■ 年齢別やっておきたい!お手軽運動
便利だけど運動不足になりがちな現代では、親が子どもの外遊びやスポーツに触れる機会を”意識”して子どもに与えることが大切!
まだ小さい子どもでも、平日は保育園や幼稚園だけでなく、家庭や地域でのアクティビティ参加などを通して少なくとも1日に30〜40分くらい家事の合間に子どもが楽しく体を動かせる時間を作ってあげましょう。
●0〜1歳
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とにかくハイハイをできるだけ沢山させて。腰の力がつきます。コツは少し離れたところに赤ちゃんが好きなものをママが置いて、目標を定めてあげると一生懸命ハイハイしてくれます。この時期に足腰の力をつけておくと2,3歳くらいになって歩き回る時に体のバランスが良い子になります。
●1〜2歳
まだ歩くのがおぼつかない時期ですが、親のサポート次第でどんどん動きを覚えていきます。この時期は親が子どもと一緒に遊ぶ感覚で、座る、起きる、転がるといった簡単な動作を日常の中で一緒にしてあげましょう。音に合わせて体を動かすリトミックなどもおススメです。
●2〜3歳頃
自我が芽生えてきて好奇心旺盛な時期。体力もついてきて何にでも興味を示すので、まずは近所の公園など近場の広場がある場所に連れて行って自由にすきなだけ駆け回らせてあげましょう。家の中ではできないかけっこやボール投げ、遊具に慣れさせるといったことを沢山させてあげると良いでしょう。
3歳以降は身体能力もぐんと増し、遊びや運動にも好き嫌いがハッキリしてくるので、その子が興味のあるものを見つけてあげて、1つのことを繰り返してやる集中力を身につけさせてあげると、好きなスポーツを楽しみながら運動力がUPしていきます。
いかがでしたか?
これから年末にかけてのイベントシーズン、ホームパーティや忘年会など“親都合”な予定が増え、部屋にこもりがち。そこで昼間は子どもと外で思いっきり遊んで体力作りに積極的に関わってあげましょう。
昼間にしっかり体を動かす子どもは夜もぐっすり眠りにつくことができ、結果としてママの育児の負担も減るはずですよ!
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【参考】
※ 幼児期運動指針−文部科学省
※ 子どもの体力向上支援事業−島根県教育委員会
※ キッズスポーツチャレンジ−アシックス
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