「牧瀬紅莉栖」が活躍する作品『Steins;Gate』は、ゲーム作品を原作にしたアニメです。科学アドベンチャーシリーズの第二作目として生まれた『Steins;Gate』。現在でも様々な人たちに支持され続けています。「牧瀬紅莉栖」はアメリカに留学し、研究をしている天才少女で、サイエンス誌に論文が掲載されたことで注目を集めていました。不仲となっていた父である「中鉢博士」の記者会見があると聞き、その会場へとやってきたのですが・・・。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■実験大好き天才変態ゾンビ少女
牧瀬紅莉栖には、様々な称号があります。天才少女、変態少女、ザ・ゾンビ、助手・・・これらの称号(?)にあるように、主人公からかなりいじられています。とても聡明で主人公よりも数倍頭が良いのにも関わらず、主人公にいじられ続け、それに文句を言いつつも一緒にいるのです。やたらといじってくる岡部が嫌だけれどもそれでもなぜか気になる、岡部のひょうきんさの裏に隠れた何かがあるようで・・・。こういった性格的な一面にも、牧瀬紅莉栖の魅力は表れているのではないでしょうか。
■ツンデレ少女
牧瀬紅莉栖はツンデレです。もう生粋のツンデレです。本当は岡部のことが好きなのですが、なかなか言葉する事もできず、つい悪態をついてしまうのです。そして岡部も牧瀬紅莉栖のことが好きなのに、ついつい意地悪をしてしまうというツンデレです。
この牧瀬紅莉栖のツンデレという魅力を、岡部のツンデレによってさらに引き立てているのでしょう。二人の“いがみ合っているけれどもお互い好きあっている”という構図によって、さらに牧瀬紅莉栖は可愛く見えるのです。さらに魅力的に見えてくるのです。紅莉栖と岡部のツンデレ相乗効果というやつですね。
■天才だけどネラー
Steins;Gateには、実在する某大型掲示板のパロディである@ちゃんねるという掲示板があります。その@ちゃんねるに頻繁に訪れ、書き込みをしたりする人のことを「ネラー」と呼ぶのですが、牧瀬紅莉栖はこのネラーと呼ばれる存在です。この「ネラー」のイメージについては、現実のねらーと同じと思っていただいて結構です。天才で聡明で科学者な彼女がネラーというのは、かなりのギャップなのではないでしょうか。彼女は@ちゃんねる用語をリアルでも口にしてしまうほどのネラーなのです。
■なんだかんだいって理解者
なんだかんだ言っても、岡部の一番の理解者になろうとしているのがこの牧瀬紅莉栖なのです。普段はツンデレですが、岡部が悩んでいるとすぐに反応して支えようとしてくれます。ちなみに岡部よりも年下ですよ。そういう献身的なところも、やはり大きな魅力となっているのでしょう。
牧瀬紅莉栖は原作とアニメ『Steins;Gate』では完全にメインヒロインですし、彼女の活躍は劇場版でも見ることができます。さらに、スピンオフ作品にも出ているので、牧瀬紅莉栖ファンはもちろん、少しでも彼女に興味を持たれた方は、それらの作品も必見ですよ。
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★記者:賀見ぽんた(キャラペディア公式ライター)
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