【アニメキャラの魅力】かつては最強の人斬り!今は不殺を誓った流浪人「緋村剣心」の魅力『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

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2014年12月19日 13:40  キャラペディア

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(C)和月伸宏/集英社・フジテレビ・アニプレックス
明治時代初期を舞台に物語が進む『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。左頬に十字傷をもつ赤髪の優男こそが、この話の主人公である「緋村剣心」です。不殺(ころさず)の誓いのもと、弱き人々を護るために逆刃刀を振るい続ける、そんな剣心の魅力に迫っていきます!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■性格のギャップ

 普段はとてもおだやか。口調はちょっとわざとらしい気もしますが、一人称は「拙者」で語尾に「ござる」をつけ、疑問に思うときには「おろ?」などといった面白い言葉をつかいます。しかし、若いころや人斬りの性がでてしまったときには、一転して「俺」といったり、相手に対しての容赦も一切なくなります!そんなギャップもかっこいい・・・。さらに表情に注目してみると、眦の下がった穏やかな目が、真剣になるとキリっとつり目になります。ちなみに長時間つり目の状態でいるとしばらくもどらなくなってしまうのだとか(笑)。

■左頬の十字傷

 おそらく剣心を見て一番に目につくのが左頬にある十字傷です。これは今となっては彼のアイデンティティのようなものです。そして、この傷に秘められた彼の悲しい過去も魅力だと思います。人斬り時代に斬った男「清里」と、剣心が愛した女性「巴」によって十字に傷がつきました。ちなみにこの2人はもともと許婚であり、巴が最期に残したこの傷と言葉はとても考えさせられるものです。恨みなのか、許しなのか。とにかくこの十字傷について知ると、剣心への見方が変わります。まだ知らない方はOVAです!OVAを今から見て聴いて感じましょう!

■強い。とにかく強い。

 剣の腕は、かつて幕末最強の伝説の人斬り抜刀斎と謳われたくらいに強いです。殺人剣である飛天御剣流を使い、新時代を築くためならばと多くの人を殺めてきました。・・・が、ここで紹介したい強さの魅力はそんな殺人的なことではありません!むしろその逆。「不殺」を誓った流浪人としての強さです。

 剣心は、殺すことより生かすことの方が難しくても絶対に殺さない、殺させない、この目に映る人々くらい守ってみせる、といいます。そして巴は失ってしまいましたが、今剣心のそばには薫がいます。弥彦や左之助や多くの仲間がいます。その人たちを傷つけられたときは怒りに震え、しかしそれでも不殺を貫き通すなど、生半可な覚悟ではできないと思うのです。自分の過去の罪から逃げずに向き合い、それでも弱き者や仲間を守るために剣を振るい続ける強さ、これほどまでに魅力的なキャラはなかなかいないのではないでしょうか?

 アニメ版と原作コミックスは内容が異なる部分もありますし、最近ではまた様々な過去が描かれたり実写映画にもなっっています。しかし剣心の本質は変わりません。改めて剣心の魅力がより多くの人達に伝わると嬉しいですね!


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:楼華(キャラペディア公式ライター)

(C)和月伸宏/集英社・フジテレビ・アニプレックス

このニュースに関するつぶやき

  • OVAから進めるとかあかんやろ暗すぎるぞ、まずCCOか天草まで本編見てからOVAだろう
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