【アニメキャラの魅力】見た目はヤンキー!心はお母さん?「高須竜児」の意外な魅力とは?『とらドラ!』

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2014年12月24日 12:50  キャラペディア

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(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/とらドラ!製作委員会
2006〜2009年に本編が発表された竹宮ゆゆこ原作の『とらドラ!』。連載途中にアニメ化が決定し、現在では北米やアジアなどでも小説や漫画が発売されるなど、絶大な人気を誇る学園ラブコメです。その主人公が、品行方正で成績優秀ながらも、見た目が凶悪な高校二年生「高須竜児」であります。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■まったくもって普通じゃない。「普通の高校生」

 公式には「目つきは悪いが普通の高校生」とある竜児ですが、普通の高校生がこんなハーレム状態(後述)でいいはずがありません。竜児は全く普通ではありませんっ(力説)!

 まず、元ヤクザの父は失踪中。この家庭環境はあまり普通ではありません。そしてその環境ながらもグレない息子をしっかり育てる母はよい母すぎて、ついでにセクシーすぎて、まったく普通ではありません。目つきが悪く、悪評を立てられ、グレるどころかむしろ成績がよく、料理も上手で、趣味は掃除とエコロジー活動!エコバッグを持ち歩いている男子高校生なんて!普通じゃない、というかとてもいいやつなのですよ!

■ワンコ?それとも猛獣使い?

 身体能力も高く、おそらくケンカをしてもそこそこ強いと思われますが、ヒロインの「手乗りタイガー」の異名を持つ女子高生「逢坂大河」に理不尽に襲われても防御一方。それどころか襲われたというのに、襲われた相手にチャーハンを振る舞い、部屋の掃除もしてあげます。その無限の優しさがたまりません。優しいを通り越して甘すぎます。胸パットを手縫いするのは本当にやりすぎです。

 振り回されつつも、手乗りタイガーと連れ立つ姿はまるで猛獣使い?いえいえ、社会不適合気味の大河を放っておけずにお世話をする様は、猛獣使いというより、大河の言うように忠犬(ワンコ)そのものなのであります。

■望まぬままにハーレム状態!

 そのビジュアルから人に避けられ、コミュニケーション能力の足りていない竜児は、元気溌剌、みんなに分け隔てなくお付き合いのできる(コミュ能の非常に高い)ソフトボール部の櫛枝実乃梨に絶賛片思い中なのであります。人は自分にないものを求めるものです・・・。それは恋かあこがれか!?

 襲撃されてから、なんとなく親しくなった大河は実乃梨の親友。そして自分の親友の北村に片思い中です。なんという偶然。ということでお互いに協力し、片恋相手と自然に近付くことに成功します。外見の怖さとコミュ障なこと以外は、家庭的で紳士的な竜児に、実乃梨は惹かれていき、転校生で北村の幼馴染でモデルの亜美も、竜児が気になって仕方がありません。さらに大河と竜児はお互いを放っておけないで心配ばかり・・・と、竜児はまさにモテ期なのです。

 モテになれないコミュ障っぷりというか、鈍感っぷりを発揮し、誰にでも優しい竜児。必然的に女性陣のバトルはヒートアップ。感情渦巻く四角関係はギャルゲーの裏をみているようです。

 よく考えたら、同時に複数の女の子を好きになっちゃう話なのですが・・・。きっと相手を思いやるあまり、時に自分勝手になり、時に自分の感情すら理解できなくなる優しい竜児だからこそ、みな彼の事を嫌いになれないのです!


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:藤原ユウ(キャラペディア公式ライター)

(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/とらドラ!製作委員会

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