【アニメキャラの魅力】常に悩み迷いながら歩いたもう一人の主人公「アスラン・ザラ」の魅力『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』

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2015年01月01日 13:20  キャラペディア

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『機動戦士ガンダムSEED』における主人公は「キラ・ヤマト」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の主人公は「シン・アスカ」ですが、どちらの作品でも「もう一人の主人公」として注目したいのが「アスラン・ザラ」です。彼はストーリー終盤まで(見方によっては最終決戦中も)様々な面で悩み苦しみ、それでも信じる仲間と共に歩むのをやめないキャラクターです。ある意味前述の2人よりも主人公属性の強い人物かも知れません。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■父親は国防委員長

 アスランはエリート家系の出身者です。父のパトリック・ザラはプラント評議会初代国防委員長。日本でいうならおそらく総理大臣くらいの地位にいる人間なのです。元は月のコペルニクス幼年学校に通っていたアスランですが、地球連合とプラントの間の空気が緊張した事を受けた父の命令によりプラントへ移住。母を「血のバレンタイン」と呼ばれる事件で亡くしてからは、平和のために戦う意思を固めるのでした。

■アカデミーの総合成績はトップ

 遺伝子的に、ナチュラルよりも身体能力が強化されているコーディネイターの中でも、さらに高い能力を持つアスラン。ザフトの士官アカデミーでは常にトップクラスの成績を誇っており、同期のイザーク・ジュールからは激しいライバル心を抱かれる事になります。ちなみに、射撃の試験だけはイザークの方が成績が上でしたが、後にドラマCDの中でイザーク自身が「射撃の最終テストの日、奴(アスラン)は熱があったんだ!」と語っています。アスラン本人はそれをかさに着ているつもりはないのですが、イザークからすれば何でもできるうえに年下のアスランは妬ましい存在だったのかも知れません。

■婚約者はラクス・クライン

 SEEDの劇中で破棄されることにはなりますが、プラントのトップアイドルであるラクス・クラインはアスランの婚約者です。アスランは不器用ながらもラクスに「婚約者」としての礼を尽くして接しており、自作のハロをプレゼントした際、ラクスがとても喜んだためにその後もたくさんのハロをプレゼントしたというかわいらしい一面もあります。

 ストーリーが進むにつれ、ラクスはキラと恋仲になり、アスラン自身にも恋人ができるなど、2人の人生は共に歩まずともお互い幸せへと進んでいくのでした。

 そのエリートさゆえか、DESTINYの劇中ではたくさんの女性キャラクターからモテるアスラン。しかし本人はかなりの鈍感であり、またカガリをとても大切に思っているがゆえに、彼女らの好意に気付きません。最終的には一度カガリとは袂を分かつことになりますが、2人がお互いを想っていることを考えればきっとまた結ばれるでしょう。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:凛廻(キャラペディア公式ライター)

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